暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
episode16『Zone of lost hope』
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ゾンニューオメガの戦闘は互いの肉弾戦での戦闘経験の差から、アマゾンネオの方が不利になるが、
「俺がイユを…守るんだ!」
アマゾンネオはその装甲を破り、アマゾンネオ素体に変貌し、再びアマゾンネオに変身することで装甲の完全回復を行う。
「ちっ、仕方がねぇ。総員、オリジナルの駆除を優先しろ!」
4Cの1実働班の隊長、黒崎は隊員に援護射撃をさせて、アマゾンネオは怯む。
〔ニューオメガ・ソード〕
アマゾンニューオメガはその隙に生体武装の剣を装備してアマゾンネオを切り裂き、アマゾンネオは変身が解除され、千翼は地面に転がる。
「俺はなんとかしないと、イユは!」
千翼は必死に地面を這いながら4Cの入り口に向かうが、黒崎隊からの銃撃についに倒れる。すると、そこに千翼の友人である長瀬裕樹がやってくる。
「もう充分だろ!千翼達だって必死に生きているんだ!だからもういいだろ!千翼、逃げろ!」
裕樹は千翼を撃たせんと前に立ち、4C達から千翼を庇う。そして、千翼はイユを連れて逃げ出す。
「美月、千翼は任せてもらえないかな。終わったら必ず、戻ってくるから。」
遥は変身を解除し、自身の義妹とある美月に自身の駆除を頼んで千翼を追いかける。

「恐らく、千翼が今逃げています。」
「あいつの行く場所なら解る。俺が責任もって狩る。」
「それですが、協力してもよいですか?」
「構わない。どうせあいつも来ているだろうし。」
「あいつ?」
「水澤遥、アマゾンオメガ。お前も俺達のことを調べていたなら知っているだろう?」
「もちろん。ですが、遥さんと今更共闘できますか?」
「できるかじゃない。やるしかないんだ。あいつだって解っているはずだ。」
「なら、千翼の向かう場所に行きましょう。」
雅と仁は話し、雅は仁と共にワープのアタックライド使って千翼の隠れ家に向かった。

「イユ、大丈夫?」
既に体が融解しかけているイユに聞く。
「♪やぁがてぇ、星がふる 星がふる」
イユはどこか上の空で歌いながら石と砂で遊び始める。
「そうだね。一緒に遊ぼうか。」
千翼もイユと遊び始める。それは短くも長いように時は流れる。そして、イユは倒れて、遥と仁、そして雅が現れる。
「千翼、生きていたい気持ちは解る。だけど、やっぱり溶源性細胞は危険だ。」
「千翼、七羽さんが、母さんがあんな風になったのは、こんな惨劇を引き起こしたのは、全部俺の責任だ。だから、俺の手で後始末をつける。」
「世界のルールを守るため、倒されてください。」
雅と遥はアイコンタクトで意思疎通をし、協力の姿勢を示す。
「それでも、俺はイユと一緒に生きていたいんだ!」
〔ニュー・オ・メ・ガ…〕
〔アルファ…〕
〔ネ・オ…〕
【KAMEN RIDE-DELOAD-】
「「「アマゾン!」」」

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