暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第15話『人の悪意はなぜ消えないのか』
[3/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
、私を人質にして立て籠もりを起こした事件につきまして、同じ刑事として、大変残念に思います。」
仁良は泣きながら言う。
「泊進ノ介は、私を人質にし、機械生命体ロイミュードと共謀し、人々を恐怖に陥れようとしていました。私は人質となり、度重なる説得を試みましたが、彼は最後まで抵抗し、あろうことは私に銃口を向けました!そして、私は咄嗟に彼の腕を狙いましたが犯人は動き、心臓を貫いて、亡くなりました。惜しむらくは、あのような極悪犯を逮捕させ、罪を償わせることができなかったことです。」
仁良は更に泣きながら言う。
「それで、犯人が誘拐していた少女は?」
ジャーナリストの一人が質問をする。
「その少女は、犯人によって毒殺されておりました。」
能見は答える。すると、
「そいつは大嘘だな!」
そこに進ノ介と雅、更に特状課の一同と仮面ライダーマッハに変身する詩島剛、仮面ライダーチェイサーに変身する正義のロイミュード、チェイスが現れる。
「泊進ノ介だ!?」
ジャーナリスト達は驚く。
「馬鹿な!お前は確かに殺したはず!?」
仁良は思わず口走る。
「こら、言ってはダメでしょう。」
能見は呆れるように言う。
「仁良光秀、俺はあの時言ったはずだ。次元を越えられたらと。それに気づいてくれたディメンションキャブが俺の心臓に飛んでくる銃弾を別の場所に飛ばした!」
「そして、その弾丸は僕は受け止め、すぐに診断してもらった。あなたが言ったように、確かにこれは12年前に泊刑事の父親を銃殺したものと同じもので、使われた拳銃にはしっかりとあなたの指紋がついていました。それ以外にも、特状課での会話は録音させてもらっている!」
進ノ介の言葉に雅は付け足し、レコーダーを起動させる。
『仁良光秀、あんたに刑事としての誇りは無いのか!』
『お前も父親と同じことを言うんだな。なら教えてやるよ!刑事としての誇りだ?正義感だ?そんなもの、端っからありましぇ〜〜〜ん!』
『いいか?人間ってのはな、自分の欲望のためならな、いとも簡単に怪物になれるのさ!』
『いいか?そしてお前はこれから俺に正当防衛で撃たれて終わる。刑事でありながら刑事を人質にした犯罪者としてな!』
雅はレコーダーの音声を流し終える。
「録音されていたとは!?」
仁良は驚く。
「だが、お前達が連れて言った少女はどうした!見殺しにしたと言うのですか!」
能見は言う。すると、
「私は無事です!」
ブレンロイミュードによって毒を注入されていた少女、ゆかりが現れる。
「馬鹿な!彼女は私の毒で死んだはず!?」
「お前も言うなよ。」
今度は能見が驚いて口走り、仁良が呆れるように言う。
「あのタイミングでこんな映像を見せられれば誰だって笑いを堪えるのは大変だよ。おかげで誤魔化すのに時間がかかった。」
進ノ介
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ