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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
屈服編 妖艶な女盗賊は、淫靡に乱れ命を宿す
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。子宮の最奥まで犯し尽くされ、自分は完全に屈服してしまうと。

 この男の――メスとして。孕んでしまうと。

「ほほぉ、覚えてくれてんのかい! じゃあ――今日こそ俺のメスになって貰おうかぁあ!」
「や、やめっ、もうやめなさっ――んおぉおぁあっ!」

 やがて、女盗賊のささやかな抵抗も虚しく。その時が、訪れた。

 ロザヴィーヌの肢体を太腿から軽々と抱え上げ、彼女の聖域を仲間達に見せ付けるかのように、大股開きの格好で挿入していく。
 その屈辱的な姿勢のまま、聖域を犯され抉られ、弄ばれていく感覚に――ロザヴィーヌは怒る暇もないまま、生殖本能に押し流されていった。

 義賊として、元王女としてのプライドが、矜持が。絶え間ない陵辱と、その快楽に塗り替えられ――苦悶に歪んでいたはずの口元が、徐々に緩み始めていく。

「んほぉあぉぁああっ! も、もぉ、もぉっ、だ、めぇえぇえっ!」
「そらそらァッ! 王女様の高貴な穴に、俺の子種をたぁっぷり注いでやろうじゃねぇかッ! 孕みやがれ、ロザヴィーヌゥッ!」
「だ、だめ、それだめっ、で、出来ちゃう、絶対出来ッ――!」

 口では、拒絶しながらも。すでに彼女の子宮は降り切り、受精の準備を終えていた。そしてロザヴィーヌ自身も、快感に屈したが故の笑みを滲ませている。
 ジルフリーデが敗れ、負けられない理由を失い、ただ責められるだけの女に成り下がった彼女では。この白濁の煉獄を凌げる精神は、維持できなかったのだ。

 そして、律動が速まり剛剣が膨らみ、上下に揺さぶられる彼女の巨峰がたわわに弾み。緩み切った口元がついに、「笑顔」になった瞬間。

「――あぁ、んぁあ、はぁっ! はぁあぁあ、んぅあぁあぁぁおおおぉっ!」

 ロザヴィーヌの膣内が一気に絞られ、その最奥を突いていた剛剣の先端から、白濁が噴き上がり。瞬く間に子宮を満たし、卵子に襲い掛かっていく。
 そして彼女は、絶叫と絶頂の中で――悟っていた。自分の膣内を駆け巡る精液が、「着床」に至った瞬間を。

「あ、は……で……でき、ちゃっ、た……」

 だが、絶望感はない。もはや彼女は、それを感じ取ることすら出来ない。
 今の彼女の脳裏にあるのは、これまでの過去よりも、敗北よりも。胎内に宿る新たな「命」と、未だなお自分を取り囲む、剛剣の群れなのだから――。

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