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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
屈服編 妖艶な女盗賊は、淫靡に乱れ命を宿す
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ッ!」
「……ふふ、生意気な眼ね。ほんと、昔の私を見ているようだわ」

 そんな彼女の、厳しさの中に滲む優しさと。かつての自分のような屈辱を味わわせまいとする、その鋭くも温かな眼差しに。
 「憧憬」にも似た敬意を抱き、ジルフリーデはずぶ濡れになりながらも再び剣を構えていた。そんな「生意気」な妹分に、妖艶な微笑を浮かべつつ――ロザヴィーヌも返礼として、槍を握り締める。

「来なさい、ジル。オトナの世界の戦いっていうものを……教えてあげる!」
「えぇ……行きますよ、ロザッ!」

 それが、彼女達なりの「友情」なのだろう。
 仲間達が見守る中、地底湖を舞台に刃を交える2人の美女は。勇ましい笑みを浮かべ――互いの得物を、ぶつけ合うのだった。

 やがて、「己自身も武器にする」という義賊の教えが――後に姫君の得意技となる、臀部を利用した打撃技(ヒップアタック)へと繋がっていくのである。

 ――だが。仲間達と苦楽を共にして、聖国中を冒険し、数多の困難を踏破してきた、その美しく肉感的な足を。
 裏側から指先に至るまで、全ての思い出を冒涜するかの如く。獣欲のままに舐めしゃぶられることになるなど、この時の彼女達には知る由もなかったのだ。

 ◇

 そして。

 ジルフリーデをはじめとする4人の美女が、アンジャルノン率いる帝国軍との戦いに敗れてから、1週間。かつての女傑達は今、凄絶な快楽地獄に堕とされていた――。

 ◇

「んぁあぁあぁあっ! はぁっ、ぁあぁあぁあぁうっ!」

 媚薬の香が絶えず立ちこめる、城の地下牢。その桃色の霧に包まれた牢獄の奥で、1人の美女――否、()が啼いていた。
 かつて、とある国の王女として生を受け。祖国を滅ぼされてなおも屈することなく、男を手玉に取り暗躍する女盗賊となった、槍使いロザヴィーヌ。

「あのいつもスマシ顔なロザヴィーヌが、このザマかよッ! たまんねぇな、オラオラッ!」
「あぁあぁっ! ひ、ひぃぃいいっ!」

 ジルフリーデの仲間として共に戦い、敗れた彼女に待っていたのは、媚薬漬けにされた上での苛烈な「調教」であった。ニヤニヤと厭らしく嗤う男達に取り囲まれながら、豊満な白い臀部を掴まれている彼女は、後背位(バック)から絶えず響いてくる抽送(ピストン)に目を剥き、喘ぐ。
 かつては勇ましく槍を握っていた白い両腕を、後ろに引かれ。突き出された巨峰が上下に弾み汗を散らして、淫靡な匂いを放つ。

「うぉぉっ……出る、出すぞッ! お高く止まった、その子宮になぁッ!」
「んぁあぁっ!? 膣内(なか)に、また膣内に……ひぃあぁあっ!」

 その甘い香りと、男のモノを絞り上げる膣内の快感に突き動かされ――何度目になるか分からない白濁が、危ない日(・・・・)
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