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仮面ライダービルド  笑顔絶やさずに
第二十七章
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 ビルドとクローズはそれぞれスサノオと戦っていた、スサノオの攻撃はあまりにも強力でさしもの二人もだった。
 防戦になっていた、それでクローズはビルドに言った。
「おい、大丈夫かよ」
「お前がか?」
「お前がだよ」
 こうビルドに言い返しもした。
「本当に大丈夫なんだよな」
「大丈夫だから聞いてるんだよ」
「何か頭の悪いやり取りだな」
「そう言うってことは大丈夫だな」
「ああ、見ればわかるだろ」
「今はいけるな」
「今は、な」
 ビルドは少し真剣な声になってクローズに返した。
「立っているさ、けれどな」
「このままだとな」
「言わなくてもわかるだろ」
「ああ、ここまで来て負けてられるか」
「じゃあわかるよな、この劣勢なのも勝利の方程式の一つだよ」
 その中にあるものだというのだ。
「だかな」
「それでか」
「いいか、俺達は確かに押されてる」
 防戦になっている、ビルドはクローズにこのことを話した。
「けれどな」
「相手もっていうんだな」
「俺達も結構攻撃浴びせてるだろ」
「押されても攻めることは攻めてるさ」
 そのことはしっかりとしているというのだ。
「だからな」
「相手もな」
「結構以上なダメージ受けてるか」
「ああ、だからな」
 それでというのだ。
「いいか、突っ込んでな」
「そうしてか」
「まずは受けるダメージは気にするな」
 スサノオに突っ込みそこで受ける攻撃のことはというのだ。
「こっちはもう攻撃を続けろ」
「ダメージ受けてもだよな」
「そうだ、そして攻撃の限界に来たらな」
 突進して仕掛けるそれのというのだ。
「後はな」
「そこで、だよな」
「最後の一撃だ、いいな」
「わかったぜ、やってやるさ」
 クローズはビルドの言葉に頷いた、そうしてだった。
 二人のライダーは共に身構えた、そこからそれぞれの前にいるスサノオに倒して彼の攻撃をものともせず突撃を仕掛け。
 そのうえで遮二無二攻撃を繰り出した、二人共ダメージを受け過ぎて倒れることはもう考えていなかった。
 それぞれが戦うスサノオに激しいラッシュを浴びせる、
 その激しい攻撃のラッシュが遂に勢いがなくなりそこで動きが止まろうとする一瞬、そこが隙になりスサノオに攻撃を受けかねないその時にだった。
 クローズはレバーを再び回した、すると右足に青い光を放つエネルギーが集中し。
 空中高く跳び上がり隙が見えたと見て渾身の一撃それで闘いを終わらせようとしたスサノオに逆にだった。
 グレートドラゴニックフィニッシュを叩き込んだ、これが決め手となり彼が闘っているスサノオの身体は動きを完全に止めた。、
 ビルドもレバーを回した、それも何度も。
「オールサイド!」
 機械音が響きグラフを思わせる滑走路が出て
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