暁 〜小説投稿サイト〜
伝説となった狩人達
二十四人目
l'M STILL' ALIVE & WELL
十話

[8]前話 [2]次話

ふん…
面白い奴に出会うもんだな。










大将が苦笑いしながら言った。

その視線の先には、赤茶色の錆びた龍。



千年もの間、人を…狩人を殺し続け…
その返り血で錆びた鋼龍よ。



大きさ、強さなんかはもう…
若い邪龍くらいなら食べてしまうでしょうね。




狩りの出だしはいつもあの女だけど…

彼は、それを初めて止めさせたの。










待ってろ…










本気になったこの男の狩りを…
付き合いの長い女も初めて見たんでしょう。


奴の吐き出す風を全て斬り…

奴が纏う風の鎧をも、全て斬った。










なんて野郎だ…










あの子もさ。

大将に喧嘩で負ける意味が理解出来たんだろうね。




半分以上の錆びが取れた時…
龍はさらに大きくなり…

強烈な敵意と圧力を、皆に向けた。





やはり古竜。

化け物よね…






[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ