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名探偵と魔術師たちの大騒動
第2話
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んが言ってた、探偵みたいな男と白くてふわふわした男性。)」

コナンは横目でちらっと見る。

「(なんだこの感じ!人間じゃないみたいだ。特に白い男性。)」

その間にも二人組を追い出そうとする警察官と顎に手を当てて考え事をする探偵風貌の男、そして警察官をニコニコとその場に似合わないような表情で宥める白い風貌の男性。

そして昔親父、高校入学してから教師に教えられたことが頭の中に入ってきた。


<この世の中には魔術師という人が存在する。>

コナンにしては珍しく思ったことが口から出ていた。
「魔術師・・・・」
しかも、たまたまシーンとした中コナンの声だけが響いた。


「まじゅつぅぅぅ!?いや、俺も警察学校時代にはよく聞いたことがある。」
「私も、高校で習ったことがあるわ!!」
「てか、学校と呼ばれるような教養の場では必須の授業だから・・・・」

「てことは・・・君たちは」

一斉に二人の方面に顔を向ける。


あまりに珍しい魔術という言葉に彼らの言動を追いたくなるのは誰だって同じらしい。
目の前に事件があるにもかかわらずコナンでさえも注目していた。

「やれやれ。やっぱりわかってしまう者なのかな。:
「いや、君は隠す気なかったでしょ。そんな人間離れした風貌しといて」

「まあまあ、君たちの疑問を正確に言うのなら魔術師ではない。僕たちは“魔術”そのものである」

「君たちはサーヴァントという存在を知っているかな。サーヴァントという者は過去に生きていて世界を変えるレベルのことをして貢献した英雄がサーヴァントという魔術そのものになって玄界したことを言う。つまりは僕たちはサーヴァントというわけさ」」

「まぁサーヴァントは魔術師の魔力がないと人間界に長居はできないから優秀なマスター、否魔術師がついているわけだけど」

魔術、サーヴァントどれもあまり聞きなれない単語でコナンは思考を放棄しかけた

「では、近くに魔術師もいるわけだね」

「そうとも、ほら噂をすれば・・・」

「すみません、ここに怪しい二人組は来てませんか?」

おそらく、魔術師が迎えに来たのだろう、あまり会うことのない魔術師を一目見ようと顔を向けた瞬間、知っている人がおり、同時に謎が解けたとおもった。

そうか・・・あんたが魔術師だったんだな。


そこにはルキウス・ヴァーミリオンが立っていた。


ルキウスが声をかけたら一斉にこちらを向いた。


「失礼ですが、あなたは?」

「ルキウス・ヴァーミリオンといいます。彼らからどこまで聞きました?」

「彼らが人間ではなく魔術そのものであること。サーヴァントと呼ばれる英霊であること。それから彼らを従える魔術師が近くにいること」


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