スーパーロボット大戦OGs
0013話
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「これから教官達も色々と忙しくなる為、今日と明日は休校となる」
教官はそれだけ言うと教室から出て行く。
普段なら皆で喜ぶ所だが、3年の殆どが死亡という結果を聞いてはそれ所ではない。
3年と知り合いだった者も結構いるらしく、泣き声も聞こえてくる。
俺はもちろん泣かない。こうなる事を知っていて助ける努力をしなかったのだ。ただ俺が生き残る為だけに49人の命を奪ったのだ。そんな俺には、少なくても涙を流す権利なんて無い。
「アクセル、大丈夫か?」
「ああ」
バリソンからの声に返事をし、席を立ち上がる。
「悪い。部屋に戻る」
「わかった。あまり気にするなよ」
そう、既に賽は投げられたのだ。その上で俺がぐだぐだとしていれば、それこそ死んでいった人達に対する侮辱だろう。
俺は生き残る。なんとしても、生き残らなければならない。
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