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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【IS外伝9】
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想いだがそれでも悪く言われるよりは良かった。
「ヒルト君、今何してるのかなぁー?」
 そんなことをごちるエミリア、一方でヒルトはというと灯台に居た………。
「風が気持ちいいな、たまには一人で居るのも悪くないってな、これが」
 ポロっと洩らした独り言、いつも誰か側に居ることも多い。
 それが嫌なわけではないのだがやはりヒルトもたまには一人になりたいときもある。
 風に靡く白銀の髪をかきあげながら回遊する遊覧船を眺めていた。
「………きっと女の子に囲まれてるんだろうなぁ。………むぅ」
 一人小さく頬を膨らませるエミリア、誰の物というわけではないのだが、ヒルトが女の子に囲まれてるのは面白くない。
 無論それは他の女の子達も同じ気持ちだ。
「………勉強しよっと」
 頭を振り、室内に音楽を流して今日学んだ授業のお復習を始めた。
 一日の過ごし方はその日その日によって区々であり、人によって変わる。
 エミリア・スカーレットの一日はまだまだ続いていく………。

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