黄金都市シャンドラ
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
し、サンジはエネルの側頭部を力の限り蹴り抜こうとした。
「ヤハハ、悪くないぞ、青海の猿共」
「だが、相手が悪い」
次の瞬間、ゾロとサンジの身に耐え難い激痛が走り、意識が途絶えた。
エネルは笑いながら、眼下の"黄金都市"へと移動し、神の裁きにてゾロとサンジを"黄金都市"へと招待する。
「喜ぶがいい。貴様らは故郷である青海の大地で死なせてやろう」
エネルは崩壊し、落下する岩盤を物ともせず、狂気の笑みを顔に張り付け、前方へと向き直る。
「さて……」
「既に、シャンディアの連中は始末してやったぞ」
「次は、貴様だ、ワイパー」
巨大豆蔓の頂上に座する神の社へと向かっていたワイパーがエネルの眼前へと現れる。
しかし、今のエネルにはワイパーなど眼中にはなく、遊ぶつもりなど毛頭無かった。
神の裁き
エネルは莫大なエネルーギーを右腕に集束させ、極大の雷を無造作にワイパーへと放つ。
ワイパーは不意を突いた突如の攻撃に反応することすら出来ず、その身に神の裁きが直撃した。
ワイパーの身は黒焦げと化し、力を失ったその身体は崩れ落ちる。
「……ん?」
エネルが心綱にて気配を感じ取り、背後を振り返ればゾロとサンジが意識を取り戻していた。
「生きてるか、クソコック……!」
「当たり前だ、丁度、煙草の火が欲しかったところだぜ、ヘボ剣士……!」
身体からは流血し、意識も定かではない状態でゾロとサンジは必死に立ち上がるべく気力を振り絞る。
「ヤハハ、まだ生きていたか」
しかし、それを見逃すエネルではない。
雷の速度で移動し、ゾロとサンジの前に再び現れた。
ゾロとサンジは即座に反応し、ゾロはエネルの胴体を切断すべく、サンジは側頭部を砕くべく攻撃した。
しかし、それすらも無力、エネルの身体をすり抜け、無効化された。
これがロギアの力、ゾロとサンジは戦慄せざるを得ない。
エネルは呆気にとられるゾロの刀を左手で掴み取り、サンジの蹴りを右手で受け止める。
そして、放電
ゾロとサンジは激痛に絶叫を上げ、エネルを仰ぐ様に再び崩れ落ちた。
「なかなか良い動きをする。お前達の様な輩は生かしておけば、後々厄介になるだろうな」
「だが、最後のチャンスをやろう。貴様らの実力を評価し、私に服従するならば生かしておいてやろう」
死か服従か
エネルは瀕死のゾロとサンジに最後の選択肢を突き付けた。
「……地獄に堕ちやがれ、クソ野郎」
「……クソコックと同意見なのは癪だが、手前ェに服従するなんざ死んでもお断
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ