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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:26 頑張ってくださいよ。おねえさん?
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笑ましい。

「あと、兄ちゃんが狙撃してくる」

 ……ん?
 
「「「兄ちゃん?」」」 

 今度は俺とギンガとスバルの声が被った。
 この子らが兄ちゃんと呼ぶ人って。
 
「ティーダさんと同学年のヴァイスさん。FPSでも一緒に組んでたみたいで、コンビプレーは凄く強いですよ」

 代わりに小さいギンガがカレーのおかわりを注いで来ながら、説明してくれるけど……いつ食って、いつ立ったの? 気づかなかったんだけど?
 
「あの二人も強いよねぇ。今チームメイト探してるみたいだけど、あの二人の援護がある状態で前衛が居たら怖いもん。ごちそうさまです」

 ディエチも食べ終わったらしく食器を片付けてるし、そろそろか。
 
「そしたら始めようか。ちょっとした事しか教えられないけどね」

 纏めておいた食器を持って流しへ向かって水につけて。
 
「さ、何か教えられることがあるなら」

 こういう時間はいいものだなって。
 
 
――sideフェイト―― 
 
 流が気を使ってくれたらしく、私と震離の二人きりにしてくれた。
 色々何かあると身構えてたんだけど。
 
 ――フェイトさんってレモンって大丈夫ですかー?

 ――う、うん。平気だよ。
 
 ――良かった。レモン系の炭酸とビール混ぜたパナシェってやつなんですけど……あ、駄目だったらカルピスもあるんでー。
 
 ――あ、ありがと。
 
 あれよあれよと言う間に、リビングの机の上に飲み物と流が作ったであろうおつまみとか、色々なものが用意されて。
 
「さ、何からお話しましょっか?」

 優しそうに笑う震離の顔が印象的だった。
 
 ――――
  
「……いーじゃないですかー……まだ慣れてないんですから、そういうひょーじょー見れますよー」

 んー……そのとおりだけど。
 
「や、でもさ。流石にそういうのは……合意もなしでするのはどーかなーって」

「押せば勝手にながれるから実質合意は取ってるし。受け身……どっちかって言うとリードされると弱いし、好きな人同士だし、親しい相手には基本弱い響なんだから勝手になんとかなりますよー」

 グビグビとお酒をあおりながら顔を真っ赤にしてる。多分私も顔が赤いんだろうなと思うけれど。
 
「や、流石に……ちゃんと雰囲気とかさ、ね?」

「この前湯あたりしてるのを襲った人が何を今更」

「うっ」

 それを言われると返せないけれど、でも!
 
「……顔赤くして息が荒いなんて、ちょっと……我慢できなかったし。震離だって、そうなったら我慢できないでしょ?」

「……理解はします、あー……でもフェイトさんの場合、経験値浅いロリった響ですもんねぇ……無理だけど耐える
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