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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:24 なんちゃってのエスコートと、オフシフトの悪役と
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妙なラインだった。
 
 それぐらい強いし、攻撃はすり抜けてくるように見えたし。
 
 そして、決まり手は。

「最後の突きは、予想外だったぁぁ」

 一瞬距離を取って離れたはずが、追撃で突き一閃をおでこに当てらちゃったし。
 
「冗談、スウェーで致命傷にならないように回避出来てたじゃん。引き分けだよー」

 ……いやいや、接触したら衝撃打ち込まれるって分かってるんだから避けるでしょうよ。
 ただ、その後体制維持出来なくて負けちゃったのが悔しい。

「お姉ちゃーん、奏さーん、終わったー?」

「お? なのはの宿題終わったかな? ありがとうね奏? 恭ちゃん……あ、私達の兄さんが居なくて最近なまっててね。いい運動になったよ」

「こ、こちらこそ。ふぅ……もっと精進します」

 ぐっと胸のあたりで拳を握って、シンプルに思いを伝えれば、美由希さんはニヤリと笑って。

「またいつかやろうよ? ね?」

「えぇ、また」

 コツンと拳をぶつけて再戦を誓う。またいつか来てもいいように……って。
 
「お姉ちゃーん、お父さんがすっごい静かに呼んでたよー?」

「ヒッ?! す、すぐ行く! ごめんね奏、なのは電気だけ切ってて! お父さん、弁解させて!?」

 小さいなのはさんの言葉で顔を真っ青に飛んでいったのがちょっとおもしろい。
 それと入れ替わりでなのはさん……もとい、なのはが入ってきて。
 
「宿題終わったから、一緒にお風呂入ろう?」

「うん。よろしくねー……ってあれ?」

 よく見ればなのはの肩にフェレットが居るのが見えて、バッチリ視線があったかと思えば。
 
「あ、はじめまして。ユーノっていいます!」

「にゃはは、ユーノくんの事紹介してなかったね。ごめんなさい」  
「え……あ、こちらこそご丁寧に」

 ……一瞬思考が止まったけれど、ちょっとまって。
 
 え? フェレット=ユーノって、あのユーノ・スクライア司書長さん? ……何がどうしてこうなったんだろう?
 
 あ、そうすると。
 
「お風呂入る時ユーノくんも入るの?」

「と、とんでもないです! ママさんのお手伝いしてます!」

 ……あー良かった。フェレットでもやっぱり気にするんだね。
 なのはと一緒に道場を後にして、お家に入る勝手口まで来て。
 
 そこで気づいた。
 
「アレ!? なんでフェレットくんで喋ってんの!?」

「「今?!」」

 普通に受け入れてたけどおかしいよねぇ!?
 
 
――side響――

「……子供部屋、やべぇ阿鼻叫喚だな」

 ドスンドスンと、宿題を片付けてる筈なのに重い音が聞こえるのはこの際置いといて。
 一階と二階なのに、声がよ
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