終結〜
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や、時間切れだ」
そういうとシンは…大きく膨れ上がった光の玉を…こちらに落とした。…近づくほどに、わかる。…あれは、やばい。
『オイラが意地でも…!』
「「いや!お前はまだだ!」」
そして俺たちは…いや、俺は叫ぶ。
「みんな、もう一度誇りを俺にーーー!!」
通信機は使っていなかった。だから本当なら声は届かないはず…だけれど、俺の元に…みんなの武器が集まる。…どうしてだかはわからないけれど、きっと思いが届いたんだ…
「「来い!刺天猛虎ーーー!!」」
武器が融合、さらに俺の三つの武器も合わさり、深紅の直槍は蒼を交えた十文字槍へと変化する。
「「でぇぇぇやぁぁぁっ!!!」」
俺たちは回転し、先端に気と闇を集めて光の玉に突っ込む。
「バカめ!自爆したか…な、なにぃ!?」
「「うぉぉぉぉぉっ!!!」」
俺たちは…光の玉を穿ち、突き進む。止まらない、止まるものか。やられてなるものか!
「「ぶち抜けぇぇぇぇ!!!」」
刺天猛虎が一際強く輝き…砕け散る。だがそれと同時に光の玉を撃ち抜き…そのエネルギーはバラバラな微量の流れ星となって散る。…あれはきっと仲間が落とす。僅かな被害も許さないだろう。そして俺たちの手に握られるのは…
「「いくぞ、リパルっ!!」」
『ッス!!』
俺たちは残ったありったけを剣に籠め…刀身が巨大化して大剣となる。
「ば、ば、ばかな…だって、ボクは……神の…」
「「お前は神でも何でもない!罪まみれの大罪人だ!俺たちの…いや…外史すべてから…!!」」
「ひ、ひいぃぃぃっ!!」
俺たちはシンに肉薄し…大きく振りかぶる。シンは光の剣を構えるが…そんなもの、つまようじレベルだ。
「「消え失せろぉぉぉぉぉぉっ!!!!」」
全力で振り下ろし、光の剣を容易く砕き、シンの体を両断した。
「あ…う…うそ…だ…ぼくは…ぼくは」
すぐに剣を引き…突き出す。こいつを完全に消滅させるために。
「「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーー!!!!」
先端から放たれる力の奔流はシンを呑み込み……そして、その体を消滅させた。
「「………」」
『…反応、完全消滅…』
「「かっ…た…」」
直後、力を使いきったせいか…俺と咲は、分離して落下を始める。
「うわぁぁぁぁぁ!?!?さ、咲!羽、羽プリーズ!」
「もうそんな力残ってねぇよ!?お前こそ真似しろ真似!」
「今能力使ったら即寝落ちするっ!!」
や、やばいやばいやばい!世界を救った直後に落下死とか格好悪すぎる!!
『…大丈夫っすよ』
「「どこが!?」」
『来るッス!』
直後だった。声が、響いたのだ。
「亮!」
「サ
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