暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0011話
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
定にしてあるので、扉が開いたままという事もなく無事に閉まる。
 近くにあるモニタにはバリソンがゲシュペンストを使い歩いている姿が映っていた。
 周囲を見回すと上手い事全員きちんとペアを作ったらしく、余った人員はいない。

「教官、こっちは終わりましたが」

 教官に敬礼しながら報告すると頷いてくる。

「お前達が1番だな。さて、じゃあお前もやってみるか?」
「了解」

 短く返事を返し、空いているシミュレータにIDを通し乗り込む。

「アクセル、聞こえているな。機体は量産型ゲシュペンストMk-Uだ。今日は最初の授業だし、とりえずドローンに対する的撃ちでもやってろ」
「分かりました」

 教官に指示された機体は量産型ゲシュペンストMk-U。連邦軍における主力量産機だ。武装は近接戦闘用にネオ・プラズマカッター、射撃戦にメガ・ビームライフル、スプリットミサイル、スラッシュ・リッパーがある。
 ただし、ゲシュペンスト最大の特徴であるジェットマグナムはオミットされており、その代わりという訳でもないだろうが、テスラ・ドライブで飛行が可能だ。
 まぁ、あれだ。0083でいうジム・カスタム。目立った特徴が無いのが特徴。
 もっとも、量産機なんだから当然なのかもしれないが。

「準備OKっと」

 士官学校に入学して初めてのシミュレータなので、特に追加武装は選ばないでノーマルのままにする。
 それに元々高機動射撃戦闘が得意な俺としては、R型の量産機であるこの機体は扱いやすい機体だし。
 勝利条件はドローンを10体破壊に設定し、シミュレーションスタート。

「舞台は平原か」

 正面のモニタに表示されているのは、どこまでも広がる草原。いやまぁ、実際シミュレータで映し出しているんだから本当にどこまでも広がっているんだろうけど。
 ゲシュペンストにネオ・プラズマカッターではなくメガ・ビームライフルを持たせる。
 今回のシチュエーションの場合は、近接用武装は邪魔だ。
 ウェポンラックに装備されているスプリットミサイルとスラッシュ・リッパーもいつでも発射出来るようにしてある。

「来たかっ」

 モニタに映るのは、機械で出来たイカのような機体。
 インスペクターのガロイカだ。
 いわゆる雑魚機体で、質より量を地でいっている機体だ。当然ながらインスペクターとの戦争では1番多く見られたらしい。

「まずは1機」

 落ち着いてメガ・ビームライフルのトリガーを引く。
 銃口から赤いビームが発射され、ただ真っ直ぐに飛んでいるガロイカを貫通、爆破、四散させる。
 次に敵機の反応が現れたのはこちらの射程外。
 ゲシュペンストで地上を移動し、射程内にターゲットをロック。

「スプリットミサイル、発射!」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ