暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜水と氷の交響曲〜
ターン7 出動!はたらく機械たち!
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んな所かな」

 ようやく先生たちから解放されて体もユーノから取り返して、購買で勝ったドローパンを食べながらどっかから今朝の話を聞きつけてきた明日香と三沢に、しょっ引かれてからどうなったのか心配で追いかけてきたらしい隼人、よくわからないなりに興味があったらしく寄ってきた夢想に対して愚痴っていたところ。ちなみにユーノは十代と翔にレッド寮でタッグの指導をするんだそうだ。

「ふーん。ちなみにそのペアの相手ってもう決まったの?だってさ」

「うんにゃ、まだ誰にも頼んですらいないよ」

「なら私が手伝ってあげようか?だって」

「いえ、私のことを助けてくれたんだから、その借りは返させて頂戴」

「ちょっと待て、そもそも俺もついていったんだから、当然俺がやるんだな」

「確かに俺は何のかかわりもない。だがな、この三沢大地がそこで見捨てるような薄情者に見えるか?」

「………ありがと、皆」

「というかそもそも、一緒に行った俺だけおとがめなしなんて目覚めが悪すぎるんだな。ちょっと校長先生のところ行って抗議してくる」

「あ、待って隼人君!私もあの寮には入ったんだし、一緒に行かせてもらうわ」

「ありがとうなんだな、明日香さん」

 そういうが早いが、止める間もなくすたすたと歩いていく二人。

「とりあえずあなたのペアは私たちに任せて、って言ってるよ」

「だな、清明。安心しろ、いかなる奴が相手でもこの俺の計算の前では無力、お前の勝ちは決まったようなものだ」

「骨の実力、もう一回魅せてあげる。………だってさ」

 持つべきものって友達だよね。つくづくそう思う。





「じゃ、じゃあお願いします」

「準備はいいか、ユーノ?」

『おお、こっちはいつでもいいぜ。お前こそしくるなよ、十代』

「ああ、わかってるぜ!翔もほら、そんなに緊張すんなよ。デュエルは楽しむもんだぜ?」

「は、はい!」

『まだまだ固いなぁ。ま、おいおい直ってけばいいさね』

 さて、一方こっちは俺ことユーノに十代、翔。やっぱり原作とは微妙にずれがあるらしく、なんと翔の方から足を引っ張りたくないから自分たちに稽古をつけて欲しいと言ってきた。んで、ならよかろうと俺が相手してやろうとして実体がないことをようやく思い出し、とりあえず指示だけ出して十代にカードを引いてもらうことにする。すまんな、十代。こんな役ばっか押し付けて。

「「デュエル!」」

『先攻は俺らか』

「俺のターン、ドロー!………で、俺はどうすればいい?」

『まずこいつを守備表示、それからこっち伏せといて』

「わかったぜ、俺は氷弾使いレイスを守備表示で召喚!カードを一枚セットしてターンエンドだ。落ち着いてやれよ、翔
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