父の叱咤
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を作れよ。アレなんか良かったじゃん……『ウ〜ルポンポン』とか」
その歌、俺は楽しめねーよ!
「で、でも……『ウ〜ルポンポン』はお父さんが最初に作ったんじゃん!」
「な、何だと!? 結局お前が原因か!!」
「あれぇ……そうだったけぇ?」
「そうよ、お父さんが私に『こんな歌作った』って教えてくれたんじゃん」
「と、兎も角……他者を貶める歌を作るなって事! じゃぁ解散!!」
そう言うとリュカさんは、俺とマリーを執務室から追い出した。
納得いかん。
『ウ〜ルポンポン』が今回の様な他者を貶める歌の起源みたいなものだし、最終的にはリュカさんの所為じゃねーか?
この親娘には面倒をかけられっぱなしだ!
くそぅ……
この女に惚れた所為で、えらい目にあってばっかりだ。
いっそ別れてやるか?
そんな事を考えながら俺より頭一つ背が低いマリーに視線を移す……
俺の考えを知ってか知らずか、俺を見上げて「テヘッ?」と舌を出す。
……可愛いんだよ! ふざけんなよ! 別れるかよ!!
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