暁 〜小説投稿サイト〜
蒼と紅の雷霆
蒼紅:第三十八話 祈歌
[2/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
ウに迫り、それをマッハダッシュでかわしながらチャージショットを放つが、チャージショットはフェイクカゲロウで透かされてしまう。

「チッ…(奴を倒すには雷撃鱗で奴のアーマーの機能を停止させるしかないが、流石に接近を警戒しているか…)」

「(悔しいが、奴に距離を詰められれば俺の敗北が確定する。何としても奴をオーバーヒートさせ、その隙にSPスキルを叩き込む!)」

互いにマッハダッシュとブリッツダッシュによる高速移動を繰り返し、隙を窺う。

「…そこだっ!!」

「ハッ!!」

着地した直後を突き、雷撃鱗ダッシュで高速移動しながらのチャージセイバーを繰り出すソウだが、アキュラはブリッツダッシュで回避するとレーザーを連射してきた。

「少しはマシな動きが出来るようになったな」

「何時までも貴様の良いようにされる俺ではない!」

『アキュラ君、エネルギーMAX!何時でも撃てるよ!!』

「よし、グリードスナッチャー!!」

ソウに向けてグリードスナッチャーの弾丸を発射するが、全て回避される。

「そんな弾が俺に当たると…」

「ならばこれならどうだ!?」

メラクの亜空孔の疑似第七波動とグリードスナッチャーを併用し、多方向から放たれる弾丸。

流石にこれはかわしきれずに掠ってしまう。

「っ!」

「これで終わりだ!滅びろソウ!!かつて仕留めし魍魎の魂!その罪架を以って!更なる罪悪を討ち祓わん!ギルトコンビネーション!!」

動きを止めた隙を逃さずにSPスキルを発動する。

前回の戦いでミラーリングした七宝剣の疑似第七波動を繰り出してくる。

「封殺せよ!」

エリーゼの疑似第七波動のジェラシックゴルゴンの石化光線。

「チッ!!」

咄嗟に目を閉じて光線をかわすと、アキュラは次の攻撃に移行する。

「奪い取れ!!」

先程のワームホールとグリードスナッチャーの連携攻撃をソウはオーバーヒートから復帰するのと同時に範囲から離脱する。

「焼き払え!穿て!!」

デイトナとイオタの疑似第七波動のブレイジングバリスタとアロガントファングのレーザーによる時間差攻撃。

爆炎の矢をジャンプでかわし、次のレーザーもホバリングでかわす。

「喰らい尽くせ!!」

ストラトスの疑似第七波動のミリオンイーターがソウに迫るが、雷撃鱗で防がれる。

「一度見た攻撃が俺に通用すると思うな!」

「そうだろうな…だが、これは避けきれまい!ロロ、ODコード:《カタストロフィ》起動!舞い踊るのは我が所従!討滅せしは異類異形!因果断ち切る無尽の絶爪!!」

「あ、あれは…」

僅かだけ見覚えのあるロロの動作にパンテーラは目を見開く。

「天魔覆滅!ストライク
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ