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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:21 酷似してるからこそ言えるんです
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だ。年下で強くて、なのに口数少なくて。話そうと思ったら、大体怪我してあんまり絡めなくて……そのまま……離ればなれになって……」

「まぁ、そちらの私が帰ってきたら色々話してみて下さいな。同じ私が保証します。話しかけられると嬉しい陰キャラですので」

 実際あまり気にしていないというか、話さないのはこちらのせいですしね。
 
「陰キャじゃないと思うんだけどなぁ……あ、でも、同じ流から太鼓判を貰ったから帰ってきたら色々話すぞー!」

「そうして下さいな」

 ……なかなか私も酷い事をしてるなぁと。
 可能性は0ではないですしね。もしかするとって、なり得るかも知れませんし。  
  
「そうだ。そういえばさ、服とか持って帰っても大丈夫かな?」

「服……ですか。うーーーん……ちょっと待って下さい」
  
 服……服かぁ。一応ある程度ものなら持って帰れるとは思うんですが。
 
「それは少々お待ち下さい。すぐに回答が出せないです。出来るかも知れませんが……わからないですので」

「そっかー分かったー」

 残念そうにされてるのを見ると、本当に申し訳ないなと。
 あ、でも。
 
「データなら持ち帰れると思うので、写真とかなら撮って行くと良いかと」

「それはもちろん。沢山撮ったよ!」

[Yes.I took a good photo.]

「それは良かったです」

 嬉しそうに相棒であるマッハキャリバーを見せると、こちらも嬉しそうに良い写真が撮れたと報告を頂きました。
 珍しいものだらけですし、デバイスの皆さんもそれぞれ写真撮ってるんだろうなと。
 ふむ、それならば。
 
「そう言えば、港第三中の2年生の修学旅行が終わりますし。もしかしたら……面白い人達が来るかも知れませんよ?」

「? 面白い人達?」

 首を傾げている辺り、まだ分かってない様子で少し面白い。
 ここでネタをばらしても良いんですが……。
 
「さ、ヒントは今まで十分ありましたよ。きっと会えると思うので、楽しみにしてて下さいな」

「? ううん?」

 クエッションマークが飛んでるのを横目に、皆さんに紅茶を配って最後に震離さんの元へと行くと。
 
「決まったよ。4日後に決行するよ」

 一瞬面を食らう。でもすぐに。
 
「わかりました。それまで魔力を収束させておきますね」

「うん。私も落ち着かせつつやってみるよ。
 ……聞かないんだね。なんで決まったのって?」
 
 ちょっぴり元気がない。多分日程が決まったわけじゃないんでしょうけど。 
 
「話したくなってからで良いですよ? 元気が無いのに無理して聞くのも申し訳ないですし」

「……ありがと」

「……私も今しがた、嘘
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