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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:21 酷似してるからこそ言えるんです
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んー……流や響達もそうだけど。本当周りを見るとすごい人達ばかりだよねぇ、六課って」
「……私はそうでもないですよ。あの当時あそこしか居場所が無くて、特に結果は残してないですしね」
「そんな事無いよー。ヴィヴィオを保護した時、ディエチが撃った砲撃を防いだのって流も同じ?」
「えぇ。ということは、そちらの私も同じことしたんですね」
本当、そちらの私と、私の辿った道は一緒なんですね。
うーん……近い内にどう違うのかすり合わせしても良いかも知れませんね。現状響さんの違いしかすり合わせてないですし。
「あの時
も
(
・
)
防いでくれたお陰で、それまで持ってた……その、あんまり好きじゃなかったんだよね私って」
「おや、ぶっちゃけられましたね……悲しいです」
「え、いや、うぇ!?」
ヨヨヨと泣くふりをすれば、慌てるスバルさんが面白い。
……だから遠くで目を光らせないで下さい震離さん。大丈夫ですから。
少しそれましたが、すぐに笑みを浮かべまして。
「冗談ですよ。しかし、も……ですか。ということは殆ど微妙な過程が違うだけで殆ど一緒なんですね。もしかしてアグスタの時に襲われて大怪我してました?」
「……ぅ、うん。大変な事があったのに、その時の私ってティアを……見てるようで見て無くて……その」
おや? なんか意図しない方向に?
「まぁ、あのときのそちらの私って、多分医務室に缶詰でしたし。あまりその時のお話は関われてないですが……スバルさんの寄り添い方も間違ってはないと思いますよ?」
「……え?」
この事になにか思うところはある。ですが。
「友情にも色々ありますしね。むしろ寄り添ってたから、なんとか持ち直してたんじゃないかって私は考えます」
ここへ来る途中で買った紅茶缶をスバルさんに渡しながら伝えると、ぽかんとした表情で少し可笑しい。
「だってそうじゃないですか? スバルさんも一緒に居たから、一緒に強くなろうとしたから無理な特訓もやり遂げた。
褒められることではないとお思いでしょうが、居るのと居ないのとでは天と地の差です。
誰がなんと言おうと、スバルさんもティアさんを助けるのに一役買ってましたよ」
小気味いい音を立てながら、プルタブを開けて一口飲みまして……一息入れまして。
視線を再びスバルさんに戻して……びっくり。
「……や、あの。流に肯定してもらえるなんて。ちょっと意外というかなんというか」
目を丸くして、驚いてる様子。特段変わったことを言ったつもりは無いんですが、驚かれるということは、本当に話してなかったんですね私ってば。そちらの私と仲良くできそうです。
「……正直苦手だったん
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