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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:21 酷似してるからこそ言えるんです
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々ルール確認させてー?」

「へ? あ、それはいいんですが」

 スバルさんの誘いを受けつつ、周囲を見渡せど……響さんとフェイトさんが居ない。
 代わりに、どこか落ち込んだ様子のはやてさんと、少し元気すぎる震離さんと奏さんが居る。
 
 ……スバルさんも、どことなくから回ってるような……?
 ちがう、その前に。
 
「響さんとフェイトさんってまだいらしてませんか?」

「? うん。私とギン姉が来た時はまだ来てなかったよ?」

 ……あれ? ここに来た順番がわからないので、何とも言えませんが。
 あの二人が着いてない筈がないが……どこか寄り道でもしているのかな? 
 
 ……フェイトさんがまた何か響さんいしてるのかな? いや流石に繰り返しは……分からないけれど。
 その割に、はやてさんの様子がおかしいのが気にかかりますが……。
 
「さて、何か分からないところってありますか?」

「えっとね」

―――― 
 
「わぁー……あくまで直接のバトルは重要視してないんだねぇ」

「えぇ。直接戦闘のみにしてしまうと、やっぱり差が現れますしね。あくまでゲームのスパイスとして直接戦闘は機能してもらう予定です」

 他の勝負内容を、とりあえず人気のあるスピードレーシングを筆頭に色々説明する。一部ルール不要のものもありましたが……。
 
「……流さ。そっちの私も……やっぱりギリギリまで、仲良くなかった感じ……かな?」

 ……おや?
 
「ということは、そちらの私はあまりスバルさん達と話す事はなかったんですね」

「や、話してたよ。ただ、結局仲良くなったの、本当に短いからさ」

「あぁ。私の体が乗っ取られた辺りからとか?」

「う」

 ……あらま。本当にその辺りからなんですね。そちらもこちらも私は私でしたか。
 
「……細かい点は違うというのを承知の上で。そちらの私の名誉のために一つ。
 どう接していいのかずっとわからなくて、だけど六課に来る際に受けてた任務もあったと思いますし、ずっとテンパってたんですよね」
 
 なんて告げれば、目を丸くしてて。
 
「……そっか。流って特殊鎮圧部隊……? だったんだっけ?」

「えぇ。そうでしたよ。結局受けてた任務は意味がなかったっていうオチつきでしたが」

 結局定期報告も何も意味がなかったんですよね。報告の内容の是非を問わず、私を処分するという事に変わりはなかったんでしょうし。
 
 ……今ここで、実は六課に来た時点で、スバルさん達の体の事を知ってましたと言ったら、間違いなくよろしくないので、言わないようにしましょう。
 どうやらスバルさんはうろ覚えみたいですから、下手に言うのも気分を害してしまいますしね。
 

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