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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:20 帰還日程決定
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――side奏――

「姉妹みたいから、そろそろ名実共に姉妹になりつつありますね。ツインはやてさん?」

「「せやんなぁ」」

 苦笑いを浮かべる震離の言葉の通り、普通に仲良しな八神さん家のはやてさん二人。
 ……平日だからかな? 二人しか居ないのは?

「あ、コレお土産です。そう言えばアインスは? この時間なら居るかと思ったんですけど?」

「ありがとなぁ。アインスは短大にシグナム達の忘れ物を届けに行っとるよ。ついでにザフィーラの散歩も兼ねてなー」

 小さい方のはやてに渡しつつ、そんなお話を。
 達ってことは、シグナムさんと、シャマルさんかな? んー、まぁ、人のお家の事にあまり首は突っ込まないようにしておきたいなーと。
 
「なんか用事あったん?」

「んー……単にこの前の合宿で、今度ゆっくり話したいねぇってお話してただけですよ。アインスのような方は今まで居ないタイプだったんで」

 なんというか、めっちゃ強いのにあんなに抜けてる方は初めてだから。ちょっと気になったんだよね。
 それに、知らない顔だったらここまで興味を持たなかったけれど……一応顔は知ってたし、どんな人なのかという興味もあった。
 初代リインフォース。リィン曹長の姉にあたる人。
 もっと言えば、夜天の書の管理人格だという色眼鏡有りで試合をしてたけども。凄い強かったしなぁ。後ろからはやてさんとは違った攻撃的支援、かと思えばパイルバンカー片手に前衛も出来るし、私とは違う試合、サトと組んだときにはレヴァンティンや、グラーフアイゼンも使っててマルチレンジで戦える人。
 
 やっぱり、魔法の世界のセンスが光ってるのかな? いや、完全別世界である以上それは無い……か?

「はなや奏さんも合宿では凄かったしなぁ。八神堂のフルメンバーで試合してみたいわぁ」

「ぅ。それは嬉しいお誘いですが……こっちもフルではないですからねぇ」

 はやての提案を聞きながら、一瞬二つ返事でいいよって返しそうになった。現状の戦力、先輩やはやてさん、ギンガにスバル、私とでチームアップは出来るけど、完全に急造チーム。それはそれで楽しい勝負が出来るだろう。
 でも、ここには居ない親友達や本来の響を交えたチームでもやってみたくなっちゃうし。
 そうすると、色々うしろ髪引かれちゃいそうだからなぁ。
 ……今は髪の毛短いけどね。

「それに、ダブル夜天の主システムやから。制圧力は負けへんよ」

「……うわぁ」

 様子を見守ってたはやてさんの一言で、嫌なもん想像しちゃったし。
 でも相対すると仮定して、制圧攻撃が出来る二人を要にするから……ぱっと思いつく限りじゃ、普通に3人で盾というか、近づけないようにするのかな?

 ……あー、コレが響や時雨だと
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