暁 〜小説投稿サイト〜
異能バトルは日常系のなかで 真伝《the origin》
第二部
第五章 担当精霊
5-2 リールート、覚醒める・チーム名
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
いのでは?」
そう言いリールートさんを見ると
「いや、変えられるぞ」
「まじで!」
「そうなんですか?」
D-6は仮名称でチーム名は好きに変えられるそうです。
「変えているのは黒き十二枚の翼《フォールン・ブラック》とかかな」
「……」
けれど他にも変えているチームがいくつかいるそうです。
「変えるのか?」
「もちろん」
……。
まだ女子四人がなにも言ってませんが。
「別にD-6でもよくない?」
「否っ! 断じて否っ!」
安藤くんは止まりません。
はあ。
「まあ、名前くらいはいいんじゃないでしょうか。記号よりは呼びやすくもなりますし」
「彩弓さあん!」
うざっ!
「まったくも〜。じゅーくんは。今回だけだよ」
「アンドー、困ったさん」
「実を言うと、こんな時が来るだろうと思い考えておきました」
そう言いつつ、ホワイトボードを出す安藤くん。
「おれ達のチーム名はこれです!」
この戦争を終わらせる《unlimited super powers》。
……。
「ちなみに親文字にはおれ達の決意を。スーパーパワーは異能の英訳です。悩みに悩みましたがやはりこれしか……」
「安藤」
灯代さんが安藤くんの方を向き目を見て言いました。
「厨二過ぎる」
「……」
私達の気持ちを代弁してくれました。
「やっぱ、だめ?」
「うん」
「どうしても?」
「うん」
「絶対?」
「うん」
「神に誓って?」
「うん」
「天照おおみかみ……」
「しつこいわ!」
チョップが安藤くんの頭に炸裂しました。
安藤くんに駄々をこねられても面倒なので
「ではこうしましょう。安藤くんのチーム名をベースとして、みなさんの意見も取り入れましょう。全員のチーム名ですので」
「確かにっ!」
「くっ! そ、そうですね」
正論を言われ了承せざるを得ない安藤くん。
少し考えた末にまず灯代さんがホワイトボードを修正しました。
「とりあえず厨二レベルを下げるべきよね」
泉光高校文芸部《unlimited super powers》
「くっ! まあ、まだマシではあるか……」
続いて鳩子さんが
「この親文字……? をかっこよくすればいいんだよね?」
泉光高校文芸部《letter and art club》
「鳩子……お前は十六年間おれのなにを見ていたんだ……」
「ええっ! ダメなの?」
「ダメに決まってるだ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ