蒼紅:第三十五話 楽園
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「兄さんがそう言うならそうなんだろうね…気を付けるよ…テセオも相当な強さだ…気を付けて」
単体でも相当な強さだった2人が手を組んで、最初から謡精の力を解放しながらこちらを潰しにやってきた。
アスロックとテセオの能力を組み合わせたのか、テセオが出現させたメカ群はアスロックの糸で強化され、逆にガレトクローネはテセオの能力で強化されているのか前回の戦いの時とは火力が大幅に上がっている。
「テセオ!」
「うぃうぃww」
ガレトクローネがテセオの能力で電子化してGVの真横に出現させると即座にアスロックがガレトクローネを操り、GVに突進を、ソウには機銃の弾幕を繰り出す。
2人はカゲロウで攻撃を凌ぎ、反撃を試みる。
「霆龍玉!!」
「はああっ!!」
狙うのは当然、この空間内では圧倒的なアドバンテージを持つテセオだ。
GVの雷撃とソウのチャージセイバーがテセオに迫る。
「甘いっスよ」
不敵な笑みを浮かべて転送でGVの背後を取り、糸車ビットを投げつけながら更にメカ群を転送させ、爆破、突進させてくる。
アスロックもガレトクローネと連携し、チャクラムを投擲して動きを阻害、凄まじい攻撃によってカゲロウを使わされ、オーバーヒートが起きる。
「ほいほい!追撃!つってwww」
「散れ!!」
テセオのレーザーとガレトクローネの機銃が2人に襲い掛かる。
「チッ!」
何とかマッハダッシュで攻撃を掻い潜りながらチャージセイバーの斬?をテセオを叩き込み、そしてGVも避雷針を撃ち込んで雷撃を流し込んでいく。
「痛っ!やっぱりあっさりとあぼんしてくれないっスねぇ…」
「この程度で倒されるようなら俺もお前も負けてはいないだろう。奴らは念入りに調理(ルセット)しなければならん。」
「うぃうぃwww」
テセオの能力でガレトクローネが転送され、2人の真上から降り、着地と同時に爆炎が迸る。
そしてアスロックが安全地帯に転送され、テセオは膨大なデータの奔流をレーザーのように周囲を攻撃する。
「くそ!厄介な…っ!」
「だけど反撃のチャンスは必ず来る!」
回避に徹して反撃のチャンスを待つが、テセオは切り札のSPスキルで一気に決めようとする。
「そろそろ終わりにするっスよアスロック。世界の境界!揺らぐコード!電脳の王が座し存すのは寄せる者無き不沈の要塞!インプレグナブルフォートレス!!コピペからの〜集中放火!!」
糸車ビットを大量にコピーし、GVとソウに凄まじい弾幕が襲い掛かる。
「終わりだ…糸が紡ぎし機人の演舞!絡み手繰るは死の運命!この戦場こそ我が厨房!!ビートアップアントルメ!!」
アスロックもSPスキルを使用し、2人の攻撃は激し
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ