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蒼と紅の雷霆
蒼紅:第三十四話 敵地
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迸れ!紅き雷霆よ!閃くは破滅の雷光!紅雷の刃よ、敵を斬り裂け!!ギガヴォルトセイバー!!」

「迸れ!蒼き雷霆よ!天体の如く揺蕩え雷!是に到る総てを打ち払わん!!ライトニングスフィア!!」

ソウが強烈な雷刃波を放ってシールドごとプラズマレギオンを斬り裂き、GVが残る力を使って蒼の雷球を直撃させる。

許容範囲を大きく超えたダメージによってプラズマレギオンの全体に亀裂が走り、直後に大爆発を起こす。

「撃破完了…」

『エデンの奴ら、こんな物を持ち出してくるなんて…』

GVの報告を聞きながら、シャオはプラズマレギオンの残骸を見て呟く。

「それだけ向こうも本気だと言うことだ…こんなガラクタでこれなら次はもっと厳しくなるだろう…力が戻るまで身を隠すぞ」

「そうだね」

これからの戦いを考慮して、ソウとGVは回復のスキルが使えるようになるまで身を隠し、休息を取るのであった。
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