蒼紅:第三十三話 水晶
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
に最初は対応出来ずに何度かガウリの攻撃を受けてしまうが、次第に対応出来るようになり、少しずつガウリのダメージが蓄積していく。
しかしガウリもこのまま簡単にやられるはずもなく、切り札を切る。
「UP YOURS……心躍らす煌めきのプリズム!聳え立つよう並ぶプリズマ!逃れ得ないインプリズン!PRISM PRISMA PRISON(プリズムプリズマプリズン)!!BLING BLING!!」
水晶の柱が降り注ぎ、スキル名の通りにソウの動きを止める檻となる。
そしてレーザーが放たれ、ソウはレーザーの射程外にいたために動かなかったが、レーザーは水晶によって屈折してソウに直撃する。
「屈折しただと?」
カゲロウによって無効化することは出来たが、このままではダメージを受けると判断して反撃のタイミングを伺う。
2回、3回のレーザーを辛くも避けきるが、ガウリは回転しながら突っ込んでくる。
「BREAK DOWN!BOMB OUT!!」
「そこだっ!迸れ、紅き雷霆よ!閃くは破滅の雷光!紅雷の刃よ、敵を斬り裂け!!ギガヴォルトセイバー!!」
回転しながら高速で突っ込んでくるガウリにカウンターでSPスキルの雷刃波を叩き込む。
「痛ッツ!魔法が……解ける……」
元々の防御力が低いガウリにとってソウのSPスキルの直撃は致命傷となり、ガウリは消滅寸前の状態となる。
「終わりだな…最期に言い残すことはあるか?」
「っ…やっぱりあんたはREALDEVIL(本物の悪魔)…だが、俺のROLE(役目)は果たせたぜ…」
「何…?」
「後は俺のCREW(仲間)が何とかしてくれる…頼んだぜ俺達のHOPE(希望)…」
それだけ言うとガウリの肉体は消滅し、宝剣が砕け散り、ミラーピースがソウの手に収まる。
「シャオ、ミッションは終了だ…シャオ?」
通信を繋げようとしても通じない。
ガウリを倒しても繋がらないことに違和感を感じたソウは急いでGVと合流してオウカの屋敷に戻るのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ