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蒼と紅の雷霆
蒼紅:第三十三話 水晶
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に最初は対応出来ずに何度かガウリの攻撃を受けてしまうが、次第に対応出来るようになり、少しずつガウリのダメージが蓄積していく。

しかしガウリもこのまま簡単にやられるはずもなく、切り札を切る。

「UP YOURS……心躍らす煌めきのプリズム!聳え立つよう並ぶプリズマ!逃れ得ないインプリズン!PRISM PRISMA PRISON(プリズムプリズマプリズン)!!BLING BLING!!」

水晶の柱が降り注ぎ、スキル名の通りにソウの動きを止める檻となる。

そしてレーザーが放たれ、ソウはレーザーの射程外にいたために動かなかったが、レーザーは水晶によって屈折してソウに直撃する。

「屈折しただと?」

カゲロウによって無効化することは出来たが、このままではダメージを受けると判断して反撃のタイミングを伺う。

2回、3回のレーザーを辛くも避けきるが、ガウリは回転しながら突っ込んでくる。

「BREAK DOWN!BOMB OUT!!」

「そこだっ!迸れ、紅き雷霆よ!閃くは破滅の雷光!紅雷の刃よ、敵を斬り裂け!!ギガヴォルトセイバー!!」

回転しながら高速で突っ込んでくるガウリにカウンターでSPスキルの雷刃波を叩き込む。

「痛ッツ!魔法が……解ける……」

元々の防御力が低いガウリにとってソウのSPスキルの直撃は致命傷となり、ガウリは消滅寸前の状態となる。

「終わりだな…最期に言い残すことはあるか?」

「っ…やっぱりあんたはREALDEVIL(本物の悪魔)…だが、俺のROLE(役目)は果たせたぜ…」

「何…?」

「後は俺のCREW(仲間)が何とかしてくれる…頼んだぜ俺達のHOPE(希望)…」

それだけ言うとガウリの肉体は消滅し、宝剣が砕け散り、ミラーピースがソウの手に収まる。

「シャオ、ミッションは終了だ…シャオ?」

通信を繋げようとしても通じない。

ガウリを倒しても繋がらないことに違和感を感じたソウは急いでGVと合流してオウカの屋敷に戻るのであった。
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