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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:18 幸せだけの人生じゃないから
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。店員から何だこの女子と女児って顔されたけど、気にせず普通に食べたが……いやぁよかった。
「良く来るの?」
「一度来て美味しかったからまた来ようと思ってた。偶に一人になりたくてブラブラすることも割とあったし」
「そっか」
短く切って、適当に二人で歩く。少し時間ずらしての昼食だけど、中々いい具合にお腹に溜まってる。
しかしまぁ、何だ。こちらの望む適切なタイミングで会話出来るというのは。
「「なんか良いな」」
二人して笑いまして、さて。
「……もしさ。元の世界に帰れなくて、こっちの世界に来たらさ。そん時は居ろよ。歓迎するよ」
無駄だって分かってるけど、それでも言っておきたかった。
同じ道を歩いて、何の悪戯か分からないけど、道が大きく変わった。
「……逆の立場なら、どうするかって考えたら分かるだろ。そういうことさ」
「……頭の隅っこにでも置いといてって話だよ」
分かってた答えだ。だけど、ちょっと寂しいなーって。
「……適当に流の所にでも行くかー」
「そうするけー」
……完全な冷やかしっぽいけど、実際に働いてる所見てみたかったし、ちょうどよかったなぁと。
ただ、移動してる時の弊害が……。
「こ、こんにちは〜! ちょっといい?」
何度めかわからないけれど、またチャラチャラした男が正面に立って声を掛けてくる。しかも質が悪いのが。
「妹ちゃんも一緒でいいからさ、茶店でも、カラオケでも。よければ」
女児
(
俺
)
まで一緒に声を掛けられてるという。
何が悲しくて俺は男にナンパされにゃならんのさ。
サトも前髪で目を隠していたのを止めたせいなのか、今日は多いってボヤいてたしな。
とりあえず、無視して両脇から通り抜けるけど。
「やーやーやー、待って待って。普段は絶対こんな事しないんですけど、今、少しでも会話しないと一生後悔すると思って。ちょっとだけでも!」
更に無視して通り抜けて。
「……面倒くさいな」
「……そうだな」
ちょっと声を掛けられただけでこのザマですよ。だけど、チャラ男も諦めが悪いらしく再度前に立って。
「1時間でいいよ。1時間経ったら駅まで送ってく。こーやって道端で話してんのも、何だしさ、ね?」
「「うるせぇ!!」」
結局移動し終えるまでかなり時間を要しました。
――side流――
何時も通り、と言うわけではありませんが。T&Hのフードコーナーで何時も通り接客と料理の提供をしているんですが。
「……わぁー」
「本当に流ってここで働いてたんだね」
T&Hの店長の愛娘……というよりも。
「……なんというか、二代目店長みたいになって
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