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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:17 帰宅路、スカリエッティ家のお母さん
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ね。
「まぁ、サトの話は置いといて」
響が物を横に置くようなジェスチャーをしてから。
「後何日で帰れるのかということと、それは誰か知っているの?」
響の問に流と震離は顔を見合わせて。
「それには私が。帰りの途中ではやてさんに言ったよ。ここまでぶっ込んだことは言ってないけど、それでも4日と。
一応一日程度早めることは出来るし、一週間に伸ばすことも出来る。だけど、それは……」
震離の懸念材料に皆の表情が沈んで。深い溜め息と共に。
「……あの4人に里心がつくかも知れないんだよなぁ」
「ううん響。3人だよ。はやてさんは……唯一違う視点からアインスを見てる。だから、あの3人だよ。良くも悪くもね」
はーっと、全員でため息が。
「……まぁ、暫く残り時間は少ないけど。様子見だな。俺は心配してんのは……」
そう言って響の視線は、こちらに向けられる。
言いたいことは分かるからこそ。
「心配するな、とは言えないけど。平気だよ。そのために俺は私に変わるのだから」
……不味い。皆の視線が妙に温かくて、こそばゆい。
「そっか。ならいい」
そこに居る
響
(
私
)
も、満足そうに笑って……。
あぁ、そっか。
もう、こんなにも……違うんだなぁ。
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