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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:17 帰宅路、スカリエッティ家のお母さん
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……天雅奏さん、緋凰響ちゃん、緋凰はなちゃんっていう三人も居ますね」
「あー……違う未来からとは言え皆に会ってみたいけど。時間的に八神堂にしか寄れないわねー。大きいはやてさんも其処に?」
「はやてさんからしたら驚きますよ、きっと?」
「久しぶりにはやてさんの顔も見たいし、一足先に未来のはやてさんの姿も見たいし明日会いに行くわ。
それじゃあクイントさん、ギンガさんにスバルちゃんも、またね」
ひらひらと手を振って、スカリエッティ研究所へと入ってくオーリスさんを見送りながら、スバルと二人で唖然としっぱなしだ。
「……今日お母さんとお風呂入りたい」
「温泉に沢山入ったんじゃないのー? お母さんとしては嬉しいけどねー」
だけど、そんな二人の様子を見ていると。本当に親子なんだなぁっていうのがよくよく伝わってきた。
……元の世界と比べると、本当に不思議な縁というかなんというか……イケナイ、頭痛が酷くなってきたわ。
「さぁ二人共。悪いんだけどチビ達連れてきて貰っていいかしら? お母さんは今から晩御飯を作ります! こっちのギンガや、チンクたちは母さんの手伝いを。大きいギンガたちはチビ達連れてきたら手伝ってほしいわ」
パンと両手を合わせて、母さんが言うのを聞いて。
「はーい。ギン姉やろっかー」
「うん。じゃあ、ギンガもお願いね?」
「はい。大きい私もお願いします!」
それぞれのやることをするためにパラパラと散って行く。
形は違えど、本当に……本当に。
――sideサト――
「もう良いですよ。王様達も今日は疲れてここまで来ないでしょうし、一応探知も掛けてるので……気を抜いても平気ですよー」
震離や流の住んでいる部屋についた辺りで、流がそう声を掛けられた瞬間。
「……疲れたわぁ……ほんと、もーいやだー」
響が膝から崩れ落ちました。
……気持ちは分かる。何処行っても女児扱いで、子供扱いはしんどい物があるし。
こちらも、何処行ってもなんか慣れない扱い受けるしよく分かる。
「お疲れ様です主。サト様も流様も本当に助かりました」
「いえいえ、奏さんは震離さんも、もう間もなくとのことなので。それまでゆっくりしててくださいねー。私は晩御飯の仕込みをしますので」
「……手伝うことは?」
「平気ですよ。ゆっくりしてて下さいな」
何処からか取り出した黒いエプロンを着けながら台所に入ってくのを見送って……。
残ったのはこの三人。
一瞬だけ静寂が包んで……。
「……将棋でもやる?」
「……ハイパーミラーマッチだな。やろうか」
「ダブル主の試合、見てみたいです!」
居間に向かって勝負する
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