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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:17 帰宅路、スカリエッティ家のお母さん
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ぉ。
素直な感想がそれでした。この世界の実家の隣に立つスカリエッティ家の玄関に立つ茶色の髪の女性。私も元の世界で何度か顔を見たことの在るその人は……。
「
オーリス義姉さん
(
・・・・・・・・
)
。お久しぶりです」
「クイントさんも久しぶり。七も温泉に連れてってくれたみたいで、本当にありがとう。あの人から聞いたわ」
「あ、兄さんが来なかったのは、義姉さんが帰ってくるって知ってたからですか?」
「まさか。明日にはまた海外よ。今日は出張に行く前にせっかくだから可愛い娘たちの顔を見に来たの。勿論クイントさんの娘たちも……ってあら?」
オーリスさんの視線が私とスバルを捉えた。小さなスバル達を連れて行く途中だったとはいえ、脚を止めてしまったのが間違いだった。
(ど、どどどどどうしようギン姉!?)
(お、おおおおおちついて、スバル。大丈夫、ボロを出さなければ問題ないはず、多分!)
お互い念話の中で慌ててる中で、こちらに近づくオーリスさん。
そして……。
「クイントさんに似て美人に育ってるのねぇ。流石だわ」
「でしょう? びっくりするくらい元気で美人に育ってるのよ。私も初めて見た時驚いたわー」
……うん!?
「ごめんなさいね。うちの人がもー……なんだかこの前も装置暴走させて未来から二人飛ばしたって聞いてたけど本当にもー」
七緒がオーリスさんの腰に抱きついているのが浮いているような、やけにピッタリのような……。
「ギンガちゃ……さんは、
三月
(
みつき
)
と同じくらいで、スバルちゃんは
四菜
(
しいな
)
位かしらねー」
「えぇ、ちょうどその位です。でもよくよく考えると成長期って凄いわぁって考えちゃうんですよねぇ」
「成長期って凄いわよぉ。うちは上二人が普通の食欲だったけれど、
三月
(
みつき
)
の時は、中島家に匹敵する位食べてたし、空手してるのもあって凄くてねぇ。
……一度うちの食料が底をついたときには、泣いてたわぁ……
三月
(
みつき
)
が」
「フッ……クッ」
……不味い。情報量が多すぎる。ミツキさん、シイナさん……? あ、トーレとクアットロの事かしら?
え、じゃあ、待って……オーリスさんがお母さんって事は。
「レジアス学園長は元気?」
「元気すぎて大変よ。ブレイブデュエルの噂こっちまで届いてるわ。安定出来るようになったら全国展開も出来るだろうって嬉しそうにしてたわよ」
……頭痛くなってきた。やっぱり、というか……居るんだね。本当に。
本当、この世界って凄いんだね……。
「あ、あの人から聞いたけれど、はやてさん……も未来から来たって聞いたけれど?」
「そうですねー、後はテスタロッサ家のフェイトさんって言う女性と
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