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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:15 続・合宿二日目、嘗ての貴方の言葉を胸に
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れよりも奏に聞きたいことあるんだけど?」

「へ? あ、はい。なんでせう?」

 何やら端末を操作しながら、アリシアさんから質問が飛んでくる。
 そこはかとなく嫌な予感がするのは何でだろう?

「さっきさ、フェイトが侍っぽいユニゾンリライズしてたんだけどさ」

「あー……してましたね、確かに」

「巫女服っぽくて可愛い格好でしたねー」

「そうですねー」

 相槌打つと、そこにいたティアナとアミタが格好を思い出してほっこりとしてた。
 はなの融合騎の格好とはいえ、着る人変わると印象もガラリと変わってたなー。
 問題は、あれははなのカードなのかどうかって問題だけど。 

「響のカードとユニゾンリライズ出来たみたいなんだけど、なんとそこに写ってたのは……じゃん!」

「じゃん! ……て、あれ?」

 あかん、ティアナが被って見えない。しかし、アリシアさんのノリについていけるティアナというのも珍しく見えるなぁ。

「あれ、コレ響と……この髪の長い男の人は……お兄さんですか?」

 おっと、アミタさん?

「どれど……れ、え?」

 アリシアさんの端末に映るカードをみて、絶句……ほどではないけど、写ってる人を見てびっくりしたわ。

「……いや、あのー……それはー」

 今の響、そして、本来の響の背のある二人が背中合わせで刀を持ってるカード。
 何という迂闊なカードなんだろうかコレは。
 と、言うよりも。こういう事態は想定してないって、本当に!

「ね、ね、この人何なの? うちのフェイトが顔を赤らめてたし。そっちの世界にこの男の人いるんだよね? 教えて!」

「え、いやー……あのー……」

 グイグイと来るアリシアさんの後ろで、ティアナとアミタはなんか目が光ってるし。

「ほうほう、なかなかの好青年。そう言えば、大きなフェイトさんも和服を着てたことを考えれば。あれもユニゾンリライズで、何かを知ってる。そして、それは奏にも言えますよね!」

「なのはさんなのはさんの一辺倒だったフェイトさんが、興味をひかれるなんて珍しいです。どういう関係なんですか?」

 うわ、うわぁ……すげぇ面倒くせぇ。

「いや、まぁ……あ!」

 ふと、時計を見るとそろそろ晩ごはんの時間というのが見えて。

「ほ……ほらほら、そろそろご飯の時間ですし。いきましょ、ね?」

 距離を取るように立ち上がろうとしたら。
 
「へ〜、STK。その人とっても気になるーのよん」

 上から押さえつけられるように、肩を抑えられて……。

「げ、キリエ」

「げって何よ、げって? それよりも私もその男の人は気になる所よん」

 すぐに横に逃げようと思えば。

「逃しませんよぉ〜
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