暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:15 続・合宿二日目、嘗ての貴方の言葉を胸に
[8/18]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
そうで。

「そんときゃ、俺とはなも着いてくよ。いいっしょ?」

「えっ?」

 いいんですか、とでも言いたげな顔のはなの頭を撫でて、七の方に視線を向ければ。

「……うん、待ってる」

 嬉しそうに微笑んでくれて、俺もサトもホッとして。顔を見合わせて。

 ―――助かる。

 ―――気にすんな。今度、ガッツリしたもん奢って。つけ麺食いたい。

 ―――あぁ。いい店知ってるから連れてくよ。

 ―――楽しみにしてるよ。

 お互いに笑い合う。だけど、コレはお互いに。

「「変な感じだな」」

 さすが同一人物。考えも一緒だわ。

「……やっぱり似てる」

「そ、そんな事。無いよ、うん」

 ……ごめんねはな。変に気を使わせて。


――side奏――

 先輩とはやてさん、そして、ディアーチェとシュテルと別れた直後にガンナースタイルというか、銃使いの皆に捕まって……。

「すごく、参考になりました!」

「いえいえ、こちらこそ。教えるってのは新鮮だったから、私なんかで良ければ何時でも良いよー」

 ティアナの頭を撫でながら、今回の勉強会と言うか、銃使いの集会を終えまして。

「私も! すごく! 参考になりました!」

「私に勝った人に教えることなんて無いと思うんだけどなぁ」

 元気いっぱいのアミタを見ながら、ちょっぴりため息。
 3on3のランダムマッチで、何度かアミタと当たったり、ティアナと組んだり。三人が組むことも多々合ったけど。
 ほんと不思議な気分だなぁ。ちっちゃいティアナは、私の知ってるティアをちょっと甘くした感じだけど。アミタは高機動射撃型だもの、すごく見てて参考になる。
 私も前衛型のつもりがあったけれど。アミタに比べてしまうと全然駄目だ。というかあれ、瞬間速度だけなら、こっちの世界のフェイトと同じ位じゃないの?
 
「だけど本当に皆すごいなぁと、思ってみたり。さっすが大っきなフェイトの後輩さんだー」

 ―――いやいや、貴女の空間把握能力に比べたら。

 ニッコニコのアリシアさんを見ながら、すごく微妙な空気が流れる。
 全体的に、個人勝率だけならダークマテリアルズの各個人、特にシュテルやレヴィが強かったけれど。それ以外、チームの勝率、アリシアさんが入ったチームの勝率は高かった。
 はやてさんや、ちっちゃいはやて。ディアーチェが入ったチームも確かに勝率は高いけれど。
 あの三人は戦略が似てるから対応しやすかった。だけど、アリシアさんのチームは、文字通り遊ぶための、組んだ子のポテンシャルを最大に引き出し、全力で楽しんできたし。

 何より、全部見て、指示を出せて。且つ戦略を組み立てていくのはそれこそ……。

「ね、ね、そ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ