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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:15 続・合宿二日目、嘗ての貴方の言葉を胸に
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日に向けて用意して。この世界に来てからようやく当時の完成度まで持っていくことが出来たしね。
本当は自分のデバイスの開発を進めたかっただろうに……。
しかし、はやてさんが途中から俯いてそのまま固まってるけど。正直要らなかったのかな? 流も不安そうにしてるし。
カッと、顔をあげたと思ったら。
「ありがとぉぉぉ! コレでもっと良い方向にやってける!!」
あ、良かったわ。メッチャ嬉しそうだわ。
「そして、それが身内だとすれば、何とか話を違う方向に持っていけるし……あ、でもあかん。確実に数日経過してるはずやから……結局意味は……」
うわぁ、どんどん闇がはやてさんに纏わりついてってる。
流と顔を見合わせて。あれ、を言うかどうか悩んで……流が小さく首を縦に振ったのを確認して。よし。
「……はやてさんはやてさん。多分、時間の件は気にしなくて良いかと」
「……んなわけ無いやん。今こうしてる間にも、多分向こうの世界、かなり大変なことに……なってたらええなぁ」
完全にネガティブになってらっしゃるわぁ。きっと考えたくなかったんだろうなー。でも無理もないよねー。だって、普通はそう考えるだろうけど。それ以上に再会の喜びが勝ったんだと思う。
だからこそ、伝えよう。釘を刺しておいて、口外禁止にしていかないと。どこからその情報が漏れて、サトに通ずるのかわからないから。
「いいえ。問題は有りません、おそらく経過時間は数分、下手したら飛んだ直後に戻るかもしれません。
だって、そう聞いてますし。
これから言うことは、絶対に言っちゃ駄目ですよ。言ったら……サトや過去の私達が困っちゃいますから」
「……あの、その辺りがよく分からへんのだけど。平行世界って、同じ様に時間が流れているんちゃうの?」
ですよねー。いや、違うな。
咳払いをしてから、少し空気を締めてから。
「いいえ。おそらくある程度の誤差はあるでしょう。響とサトの世界ならばおそらく時間の差はそれほどないでしょう。でも、それ以外の世界だと、今までとは違うイフや、そもそも違う歴史に積み重ねられたものの違い。
それらが犇めき合い、それでもなお、限りなく似た未来を目指そうとしている以上、流れは微妙に異なります。
その上で、私と流、そしてサトは、微妙に異なります。
私と流は何となくでもタイミングと、それに応じて渡航の魔法を使いますが、サトの場合。その内にあるレリックをオーバーロードさせて世界を渡る。
それは世界の枠を超えるにはイレギュラーなせいなのか、かなりの誤差、いや、一種のタイムマシンに近い効果を得ています。
現に、機動六課が開始して少し経った世界、その次はゆりかご戦が終わった直後。そして、私達の世界には、機動六課が設立され
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