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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:15 続・合宿二日目、嘗ての貴方の言葉を胸に
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すよねー。
というのを堪えて、そう言えば昨日の未来の方のはやてさんが面白いことをぽろりと言ってたのを思い出す。
―――こっちのフェイトちゃんは、ほぼゴールに近いですし。うちはまだまだですし。
二人は酔っ払っていて覚えていないようですが……こちらでいろいろ突っついてみようかなと思うこの頃。
きっといろいろと面白い……もとい、いい反応を示してくれるでしょうしね。
「そう言えば、そのギンガを振った人の名前は分かるの?」
「ポロって言ってくれたら良かったんだけどねー。結局まだ吐かなかったですし。スバルあたりがポロって言うかなーと思ってるんだけど、まだまだです」
「……せめて名前くらいは知りたいわよねぇ」
「そうですねぇ」
……ふむ。こちらのスバルちゃんを見ている限り、嘘をつけそうにないですし。それは大きくなったスバルも同じ事のはず。二人が気づいてないだけで、実は言ってそうなものですが……。
そう考えると、私から告げるのは不味いかしら? ただ、相手の人がどんな人かわからない以上、なんとも言えないですが。
いろいろ話題を振って揺さぶって見ましょうか。
――sideアインス――
昔から、主以外の皆からよく言われていた。
―――家族のことが好きすぎるよな、と。
家族の皆には言ったことはないけれど、それには私の見る夢に関係している。
朧気で、あまり実感のわかない夢だけれど、その中の私は、何時も泣いて、主だと思われる人たちが傷つき、シグナム達が悲しんでいるのを見ているだけしか出来なかった。
それは変えられぬことだと、ずっと変えられないことだと私達は諦めていた……が。
暖かい光を感じた時、それは大きく変わった。
温かい食事に、居場所をくれた。もう戦わなくてもいいとさえ言ってくれた。
夢の中だと言うのに、それは心に響いて……初めて見たときは泣いた覚えすら有る。
ツヴァイと、アギトにすごく心配されたのは懐かしい。そこから派生して、ヴィータやシャマルも心配させて、シグナムも、ザフィーラも珍しくオロオロしていた。
ただ、主だけは黙って……。
「あれ、どうしたん? アインス」
振り向くと、そこに居たのは未来から来たという主はやて。大人びた笑顔を浮かべるその表情にドキリと胸が高鳴る。
他の皆も行きたかっただろうに、偶には羽を伸ばせと送り出してくれて……結果。
「いえ、少し夜風に当たっておりました」
この主を独り占めできる時間を得ることが出来たのだから。
――――――
「不思議な感覚やねー。アインスがここに居るの、くすぐったいようなそんな感じや」
「あぁ、確かそちらの私は、ツヴァイやアギトの代わりに留学していると仰
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