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蒼と紅の雷霆
蒼紅:第三十一話 凍結
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値の質が違う。

どれだけアキュラが装備の性能を上げようが、ソウはそれを実力で真正面から粉砕する。

「俺は無能力者は嫌いだが、貴様のような救いようがない馬鹿が特に嫌いだ。今なら痛みも苦しみもなく消してやる。大人しく死を受け入れろ屑が」

「ほざけ…消えるのは貴様だ…!」

「立場と言うものを教えてやろう無能力者。貴様がどれほど努力を重ねようと、俺と貴様との間にある絶対的な実力差を覆すことなど不可能だ。曲がりなりにも知的生命体の人間であるにも関わらず相手との実力差を理解出来んとは哀れなものだな」

「能力者(化け物)が人間を語るな…!貴様のような悪鬼が人間を名乗るなど全人類への冒涜だ…!」

「この現状が貴様のような無能力者(屑)の無知さが起こしたことにも気付かない阿呆が何を抜かす…!」

攻撃を繰り返しながらも相手に罵倒を言い合う2人。

『…さっきからずっと思ってたんだけど…ぶっちゃけ、2人ともキャラ被ってない?全体的なカラーリングとか、色々と』

「全く違う!」

「言いたくはないが同意見だ。俺をこんな無能力者(屑)と被っているだと?不愉快だ、出来損ないの鉄屑め」

『て、鉄屑だってぇ!?』

「今度はこちらから行くぞ!!」

ソウは火力面を強化し、チャージ速度の向上と弾速と連射性能の向上、雷撃ショットの威力の強化に力を回す。

ダッシュで距離を詰めながらチャージショットを放つと言うソウが戦闘で良く使う手だが、弾速が桁違いに上がっているのでアキュラはかわせないだろう。

元々貫通性能が高いカートリッジのナーガを使っているチャージショットをまともに喰らえば確実に風穴が開くが、心臓を貫くどころかカゲロウで攻撃を透かされてしまう。

「ほう?カゲロウを再現したか…少しは頭が回るようだな…」

「そうだ…全ては能力者(化け物)の根絶のため!」

「はっ、寝言をほざく…確かにカゲロウを再現したことには驚いたが、貴様のそれは機械制御によって行われている物だろう?ならば…」

ブリッツダッシュで迫ってくるアキュラにカウンターで雷撃鱗を展開し、アキュラのヴァイスティーガーの制御系統をクラッキングする。

「何!?」

「さあ、本物の雷撃の能力の力をたっぷりと味わうんだな!!」

カゲロウどころかほとんどのヴァイスティーガーの機能が停止しているアキュラに雷撃鱗ダッシュが直撃する。

「がはあっ!?」

高速の体当たりをまともに喰らったアキュラは吹き飛ばされ、ソウはダッシュで距離を詰めるとチャージセイバーからの雷撃刃での乱れ斬りを叩き込む。

「ぐううっ!!」

無慈悲な連撃を耐えながらアキュラは何とか制御系統が正常になるまでソウから距離を取ろうとするが、未強化の通常ダ
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