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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:14 合宿二日目、 嬉しい変化
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はなか誘うのもありかなーと。
「……あら? えーっと、響ちゃん、で良かったかしら?」
「あ、はい。そうですけど……」
ふと、聞き慣れない声に呼び止められて、振り返って―――一瞬だぶってしまった。髪の色も違うし、背丈も違うと言うのに。それでもだぶってしまって……。
「何時も髪を結ってるってイメージだったけれど、どうしたの?」
「ぇ、あ……その」
平気ですよ、大丈夫です。と言いたいのに、言葉が続かない。
声も違うし、背丈も全然で違うと分かるはずなのに、だ。それでも一瞬見えてしまった。
「? どうしたの? 具合が悪いとか……?」
「い、え……平気。かあ……大丈夫」
母さんにそっくりだと。それを強く思って、感じてしまって。思わず。
「え?! 本当に、大丈夫!? ちょっとまってハンカチあるから」
「……あ、いえ。はい」
るーっと涙が溢れて止まんない。うん、背丈は違うし声も違う、似てるのは髪型と……雰囲気? が似てるだけだと言うのに、懐かしくて、心地よくてなんか泣いてしまう。
「驚かせてごめんなさい、クイントさん」
もっと早くに声を掛けるべきだったなーと。今更後悔した。
――――
「しっかし、本当にサラサラねー。ウチの娘達も髪を伸ばしてるけれど、ここまでサラサラじゃないのよねぇ」
「あ、あはは……その、母親譲りなもので」
脱衣所に設置されてるベンチにて髪を梳かしてもらいながらそんな話をしていく。
後ろに陣取ってるお陰で見られていないけれど……ものすごく顔が赤いと思う。
別にコレがフェイトさんや、奏、震離とかなら気にすることは無かったけれど。いかんせん今回は相手が悪い。
ウチの母さんにそっくりな髪型に、雰囲気のクイントさんが相手だと、なんというか恥ずかしいような、なんというか……なんとも言えない状態です……はい。
「せっかく綺麗な髪なのに一人じゃ整えられない感じ?」
「……いえ、その……、出来るんですが。最近は誰かにっていうのが多くて、はい」
昨日色々あって体が辛いんです。なんて言えるわけもなく、それっぽい理由を告げる。
見方を変えれば一人じゃ出来ない人なんですって言ってるようなもんだけど……。
「なるほど。大きい方のフェイトさんと姉妹でお世話になってるって言ってたわね。なるほどなるほど、納得言ったわ。
それにしても……驚いたわぁ。何時も綺麗に纏めてる子が、ちょっぴりボサボサになってるんだもの。それで泣いたのかと思ったわ」
「あはは……」
コレには苦笑いしか返せないのが物悲しい。
梳かして貰おうと思ったのも、体が怠いっていう理由だけど、基本通らないし。
何時もは基本的にリン
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