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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:14 合宿二日目、 嬉しい変化
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いと思うよ。
 きっとプレシアさんの所にはフェイトさんがついてあげたら喜んだろうになぁ。残念ですねぇ?」

 ……うわぁ、しっかり追撃してるし、その追撃で追加ダメージ食らってるし。散々だね先輩。

 まぁ、この様子だと私達の間の賭けも体を成さないから流れるだろうしまぁ良いかなぁ。はなとユニゾンしたであろうフェイトさんを止める手段はどうしても見当たらなかったし。
 大体、一回だけこっちのスバルとギンガと組んだにもかかわらず、為す術無く落とされたのはすごおく、すっっっっごく、悔しかったしね!!
 
「はー……流の料理も美味しいけど、旅館の焼き魚もしっかり美味しいわぁ。ご飯が進むー」

「そうだねぇ……ハッ?!」

 おひつからごはんをよそってから気づく。コレで二杯目……だけど、ここ最近の運動を鑑みると。

 不味い、全然動いてない。コレは肉になる……。

 すーっと、おひつから離れて、ちょっとよそったご飯を食べて。

「……その程度じゃ太らんって」

「大丈夫だよ、奏? 好きなだけ食べたら良いじゃない?」

「……食べても太らない人達に言われたくない」

 フェイトさんはわからないけれど、震離ってば昔からそうだ。食べても食べても、全然太らないんだもん。何時だったかずるいって言ったら、私は頭を動かしまくってるから帳尻が取れるんですぅって言われたし。
 紗雪は元々少食だし、それ以前にあの子用の日課をしてるだけでカロリーは消費されるし、時雨は食べたら胸に行くタイプだったし……。

 なのに、私は食べたらお腹とかにつくしなぁ……もうやだ。

「……私の周りには敵が多すぎるなぁ」

「「あ、あはは……」」 

 思わずつぶやくと、二人がなんとも言えない表情で苦笑い。
 大体さ、運動量が違うとは言え、スバルやギンガ、エリオに、この世界の中島家の食事量の凄さよ……何なのアレ?
 
 やばい、深く考えると涙出てきそうになる。あぁ、お味噌汁がしょっぱく感じちゃうよ。 


――sideギンガ――

「……結局はやてさんからは、情報引き抜けなかったんだよね。アイタタタタ……」

「羽目を外し過ぎだよお母さん?」

「そうですよ。もう……」

 食後のお茶を啜りながら、座椅子にダラーッと持たれる母さんを見てため息が漏れる。
 私達が幼い頃の母さんは、何時も元気一杯……というより、努めて普通の母さんをしようとしているように思えた。
 だけど、それがどうだろう?
 こっちの母さんは元気一杯で、6人の母さんをしているせいか、いつだってパワフルなイメージ。
 だからなんだろうね。父さんみたいに飲みすぎた事を、つい口を挟んでしまった。

「うっふっふっふー。だけど、名前は分からなかったけど
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