暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:13 合宿一日目、新しい朝が来て
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の様子を見守って。ふと昨晩の話を思い出して。

「……流さぁ。響達に負けたのやっぱ悔しいって思う?」 

「さぁ。憧れる方達なのでなんとも言えないですね。良くも悪くも水を差しただけですので」

 あははと苦笑いしてるけれど、やはり昨晩は出れば良かったなぁと。だけど、そうするとスカさんという現時点での医療関係者を連れていけなかっただろうし。難しいところだけど……。

「……もっと、流の武装は詰めていかないとねぇ」

「えぇ。もっと、私が使いこなせるように、もっと高みへ行けるように。未だに貴女の影を見るだけですからね」

 にま〜と笑って、流を抱き寄せてからの。

「私に一矢報いる様にならなきゃねぇ?」

「勿論、ちゃんと超えますよ。必ず」

 現時点では、流よりも私のが上だけども。それはいつか超えられるだろう。流のポテンシャルは日々成長してるし、体さえなんとかなれば、私なんてあっという間に超えていくだろうし。

「おーい、そこでラブラブしてないで。仕事しろよー?」

 いつの間にか七緒から開放されて、手持ち無沙汰と成った響に茶々を入れられるけれど。視界の端で七緒もサトもデュエルに参加してるのが見える。ならばこそ……。

「はん。どうて……じゃなくて、おぼこい子はコレだから」

 鼻で笑って手元のログを確認して……二人同時に笑ってしまった。一応今女子だし童貞なんて言えないからね。仕方ないね。
 というか手元のログを二度見して。

「……やべぇ。なのは、シュテル、リインフォース対アリシア、ティアナ、王様って、結構な好カードじゃんか」

「わ。それは面白いですね」

「……え、戦力差あるんじゃね?」

 私と流はいい試合と取る中で、響だけは難しいんじゃないかと考えてるけれど……。

「いんや。アリシア王様のコンビは、自分が何をすべきで、どうするかを指示なしで行けるからねぇ。なのははまだ判断が甘いし、リインフォースは慣れないチームアップであたふたしてるし、シュテルくらいが平時と同じ能力発揮してる。
 ティアナも、そんな二人を見ていい感じに動くから面白いと思うよ」

「あー……なるほど。こちらの世界のなのはさんは、まだ甘い点が多いのか」

「えぇ。何方かというとアバターの特性にまだ引っ張られていますね。そして、一番ゲームであることを理解してるというか……何をやらかすのかわからない人というか……って」

 映像の向こうで。力技で突っ込んでいくなのはとリインフォースに追随するシュテルを見て苦笑い。

「……鉄壁と呼べる防御に一撃粉砕出来うる火力。セイクリッドの特性を十全に使ってのなのはを先頭に突撃なんて……知ってる分、しんどいでしょう?」

「……うん。絶対なのはさんがしない戦闘
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