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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:13 合宿一日目、新しい朝が来て
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……事実を伝えるのは簡単ですが。もう少し話を聞いてからその辺りを答えましょう。変な心配を掛けてごめんなさい
震離
(
・・
)
」
くるりと、こちらを見て申し訳なさそうに笑う流。
だけどまぁ。
「仕方ないよ。遅かれ早かれ聞いてたことだと思うし。まぁ、それとなく聞いていこうよ」
そのまま流の脇腹を両手で捕まえてこちらに寄せて。ギューっと抱きしめて。
「……それよりもさぁ。噛んじゃダメかい?」
「夜まで我慢ですよ」
……うぅ。すっごく美味しそうなものが眼の前に有るのにお預けされたぁ……くっそう。
「でも」
「ん?」
―――ちゅっ。
お互いの唇が優しく触れ合って。自然と心が暖かくなって……。
「キスくらいなら、何時でも受け付けますよ?」
「……くっそう。ずるいなぁ」
ゆっくりと流の頬を撫でると、擽ったそうに?を緩めて、温泉の暖かさとお互いの体温を感じながら何度も唇を重ねて。ゆっくりとそして静かに日頃の疲れを癒しましたと、さ。
……あーあ。おっそいたいわぁ。
ふと、肩越しからこちらを見てるのが見えて。しばらく見つめてると。
ニヤーっと笑ったのが見えて、確信犯だと判って。背後から襲おうとした瞬間。
「さ、そろそろ上がりますよ。今日は試作機のテストなんですから」
するりと腕の中から逃げられました……くそぅ。
あー……頑張ってテストの準備するかぁ。
――sideシュテル――
「基本は3on3のフリーバトルがメインで。出来たら皆には各部屋からだったり、違う場所でやってみたりとか色々して欲しいなって」
「それで、一番勝った人にレイドシステムの先行解禁情報と本当の意味でのβテスト参加権か、もしくは叶えられる範囲のお願いなら私達が叶えますよ」
震離と流の説明が終わった瞬間、皆様が燃え上がったようにも見えました。
勿論私達も負けるつもりはありませんが。一つ気になることが。小さく手を上げてから。
「3on3ということならば、チームを組んでしまえばそれで決着がついてしまうのでは?」
「良い質問です。シュテルの言う通り。チームを組んでしまえばダークマテリアルズが抜きん出てしまう。だからこそ一番勝った人。だからこそフリーバトル。
チーム参加でやるのはまた別の機会。今回するのは、個人参加のランダムマッチ。参加者は30名もいますしね」
ニコニコと笑う流を見ながら、周囲のチームの面々の顔を見渡してふと気づく。29人しかいないが? と。
「そ、29人しかいないので、もう一人は……サトさん。お願いします」
「……えっ?」
流の突然の振りに驚くサト。しかし、流はそんな事を気にせずにサトにケイター
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