暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:13 合宿一日目、新しい朝が来て
[15/17]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
い、妹分のそういう話は、なんだかなぁと。いや、イインダヨ。イイんだ。だけど、なんか……こう、ぐるぐると……。
あれ、なんか、目の前が……暗く……。
――sideサト――
はなの背を洗い終えて流してる最中に水が跳ねる音が聞こえて、何気なく湯船の方を見てみると。
顔を真っ赤にぐったりと、ちっちゃい響が突っ伏してるのが見えて……。
「はな、すまないがフェイトさんに連絡。こっちはアイツ着替えさせるから」
「へ、あ、はい!」
直ぐに湯船から抱き上げて、はなに指示を出す。
話を聞いていて、嘗てそうだったことを思い出す。見た目相応に精神も幼くなっているんだなぁと。それと並行して、普段の限度を知ってる分まだ大丈夫だと思えば、容易に幼い体の限界を超えてくる。
その差がまだわからないんだろうなぁ……。
そう言えば、この躰で、この世界に来た時も……色んな人に迷惑かけたっけなぁ……。
さて、体を拭いて浴衣を着せ……ぁ、下着どうしようか?
――sideはやて――
……あかんわぁ。
なんて考えながらグラスの縁をなぞって、目の前の光景を見ると変な意味でため息が漏れる。
何でかって言うと……。
「あら、将来のフェイトさんってば、中々いける口ね。どんどん行きましょー!」
「そんな事ないれすよー、えへへへへへ」
「それよりも何時もリンディってば、私の癒やしの時間を奪うんだけどどう思う?!」
「それはプレシアが仕事をサボっていくからですよ……自覚して下さいよ」
……はいぱー飲んだくれの渦中に巻き込まれております。
うーん……フェイトちゃんがお酒飲むことに異論はない。20になったわけやし、そのへんは人の判断に任せるし。
私も20になった時、守護騎士の皆が飲みやすいお酒をプレゼントしてくれて、いっぱい飲んだ。なんかあってもシャマルおるし、はじめてのお酒で羽目外しても家族内やから問題なかったしで、同時に自分の限界値もわかったわけやけど……。
フェイトちゃんの限界値が全然分からへん。ただ言えるんが、あんまり容量は多くないということや。
他のお母様方。クイントさんは清酒、プレシアさん、リニスさんはワイン、そしてフェイトちゃんはカルーアミルクで、私がシャンディガフのジンジャーエール多めを飲んでる。
で、お風呂上がりから飲んでるせいで酔いも回るのが速いにしても、や。
フェイトちゃん酔っ払いすぎやろう……。
そういえば、20になってエリオやキャロがプレゼントの用意してるのは知っとるけど、お酒を嗜んだって言う話は誰からも聞いてへん。多分本人はなのはちゃんが20になった時にって思ってたやろうけど。
ここまで低かったかぁ……。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ