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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:13 合宿一日目、新しい朝が来て
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状態だったし。
「……あれ?」
ふと、隣の流が不思議そうに首を傾げて。映像を見てるのが見えた。でも見てる画面が違うから私も何を気にしてるのか分からなくて隣から覗き込むと。
「……あらま」
ちょっと微笑ましい光景が見えてちょっとびっくり。
響、すずか、小さいギンガ対小さいフェイト、ユーリ、ヴィータという試合が開幕してる。
ただ、面白いのが。響ははなとのユニゾンリライズを初手から使用してるのに対して、フェイトもユニゾンリライズを用いてる事。
しかも……。
「響さんってば、譲ったんですねフェイトに」
バルディッシュの形態が日本刀寄りの刀身で、ライオットザンバー・スティンガーに近い。しかも格好が、はなの騎士甲冑というか、和服に近い巫女服のような紅白で可愛らしい。
だけど……。
「響ってば何で自分から地雷にちょっかい出すのかねぇ……」
画面の向こうで、フェイトと斬り合ってるのを見てため息が漏れる。多分それをフェイトさんに見られたら嫉妬の炎が再燃するはずなんだけどなぁ。
「……あれ。何か忘れてるような……何だろう、思い出せない」
むーっと、眉間に皺を寄せながら唸る流。珍しい、何か忘れたって中々無いはずなのにねー。
「あんまり差し支えない事じゃない? 今は置いといて、大切なことならまた思い出すよ」
「んー……了解です。一旦置いときましょう」
イマイチ納得できてない表情だけど、上手く流すことが出来……たから良しとしよう!
でも駄目だー。フェイトさんを説得できる材料がないー。
――――――
で、結局。
「駄目よー……大っきいフェイト、大っきいはやてを引いたチームが基本的に勝つじゃない……」
机に突っ伏しながらアリサが愚痴を言う。他の休憩してる面々も疲れこそ見えるものの、現状にあまり納得行ってない様子。だけど、その納得行ってない理由が。
「経験値が違うけれど。それでもフェイトさんも、はやてさんも。見ていて参考になる動きばっかり。スバルさんもギンガさんも、方向性が違う分対応をいっぱい学べるし。
頑張ろうよ、ね、アリサちゃん?」
そのとなりでアリサの頭を撫でるすずか。この子らって妙に所帯じみてると言うかなんというかねぇ。そう言えば成長した方もすっごく仲良しだったなぁ。
「勿論よー。温泉入ったら、今度こそ大っきいフェイトに一撃見舞ってあげるわ!!
……所で、温泉入りながらやっちゃダメ?」
「「ダメー。行儀悪いからダメー」」
小首をかしげながらお願いしても駄目ですー。というか。
「……それ認めたら温泉宿の方に迷惑かけちゃいますし、何よりのぼせられても困る。あくまでテストだからのめり込ま
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