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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:12 可能性の一端
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そのまま六課襲撃の時にバックヤードスタッフやヴィヴィオと共に下がったけれど。その時やってきたガジェットに負けてしまった。
魔力も上手く扱えない状態で花霞を展開して負けて、後から聞いたけど、ヴィヴィオと共に連れさらわれる時に破壊されたらしい。
融合騎の体の方も、奏や震離の未完成のデバイスも見つかって破壊されたらしいよ」
淡々とその事を伝えられると、改めて思うのが、花霞も砕かれていたんだという事実が、重くて辛い。はなも純粋な質問を投げかけたんだろうけど、内容がきつすぎたらしくて、すごく悲しそうな顔をしてる。
だけど、そんなはなの頭を優しく手を添えて、撫でながら。
「でもね……って言ったら変なことかもしれないけれど。またこうして話せるのは嬉しいし……。だから、あの時、初めて会った時懐かしいと思えたんだって今なら分かるしね」
静かに告げるその言葉には悲しみが含まれているけれど……それ以上に、また逢えたという気持ちが伝わってきて私も嬉しくなる。
ふと、はなが頭を撫でている手を取って、自分の頬につけて。
「……やはり、私はどの世界でも主やマスターを護れなかったんですね」
つっと、涙を一筋落としながらそう告げた瞬間。
「「「そんなことはない」」」
あっ、と。三人の声が被って、皆で笑う。畳の上で悶てた響もいつの間にか復活してはなを見てるし、サトも優しく見つめてる。勿論私もだ。
「……花霞が居たから。俺は六課で護るっていう選択肢を取ることが出来た。壊されてしまったのは俺が弱かったからってことだしね」
「……でも」
「……ただ、インテリジェンスデバイスの頃とは打って変わって。こんなに感情豊かだとは思わなかったけどね」
「うっ」
思わず響も私も視線を逸らす。現在のはなの大本の性格って確かリインだもんね。はなの場合はリインの天真爛漫の部分を受けて明るい子になっちゃったし。
「……なぁ……ぁー、ん、おい?」
「ん?」
ふと、サトが響を呼んで。
「……お前は良いのか? 花霞が俺をマスターと呼ぶことは?」
申し訳なさそうに視線を泳がせながらサトが言う。でも、その響はというと。
フッと響が鼻で笑って。
「その質問はずるいわ」
「……そっか」
短く、でも簡潔に。自分ならそうするだろうと響は言う。
そう言えば……気がついたら震離の笑い声が収まってて、何となくそちらの方を見ると。
「……」
お腹を抱えながら正座のまま前のめりの体勢で固まってる。一応大丈夫? と声をかけようとした瞬間。
ビクン、と体が脈打って。
「……あっぶな。笑いすぎて死んでたわ」
笑い泣きしていたせいか、目元を拭いながら起
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