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黄金バット 第二十八話 ナゾー博士仙台の空を覆う怪物体の編隊
第二章

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 皆自衛隊の人達と一緒にUFOの大群に向かえます、この人達は戦えないですが自衛隊の人達に差し入れをしたりUFOへの攻撃の合間に休める場所を提供したりしてです。
 自衛隊の人達に協力しました、それで自衛隊の人達は全力で戦えました。
 ですがUFOの数はあまりにも多く十二時までにはとても全て倒せそうにもありません、そして画面にまたです。 
 ナゾー博士が出て来てです、こう言うのでした。
「夜の十二時まで攻撃はしないが」
「それでもか」
「十二時になればか」
「攻撃を仕掛けるか」
「そうするというのか」
 皆ナゾ―博士の考えをすぐに察しました。
「それはまずい」
「十二時までにUFOを全て撃墜しないと」
「今総理府から仙台を何とか守れと指示があったらしいぞ」
「市民の避難も急がせろと」
「知事もそう言っているぞ」
「けれど市長は何処に行ったんだ」
「あの元マスコミの市長は」
 今も市長さんの姿は見えません、連絡もつかないのです。
「こんな大切な時に」
「自分が市長の街が大変なんだぞ」
「こんな時こそ何かすべきじゃないのか」
「陣頭を切って指示を出すべきじゃないのか」
「それがどうしてだ」
「市長は何処に行ったんだ」
「姿が見えないのは何故だ」
「連絡が全くつかないぞ」
 仙台の街を誰よりも守るべき人がいません、このことが市民の人達を不安にさせています。ですがその間にもです。
 自衛隊の人達は頑張ってUFO達を撃墜しています、どのUFOも撃墜されると空中で爆発四散してお空に消えていきます。
 ですが本当に数が多くて倒しきれません、首相官邸からも宮城県の知事さんからも市民の人達に必死にです。
 避難の指示を出して警察の人達が誘導しています、そうしていますが。
 十二時になろうとしていました、ここで三度ナゾ―博士が出てきてでした。そうしてまた言うのでした。
「予告通り十二時になればだ」
「いよいよか」
「仙台の街に総攻撃か」
「それを仕掛けるか」
「そうするというのだな」
「私は言ったことは必ず行う」
 とても冷徹な声で言うのでした。
「仙台の街を破壊する」
「急げ!」
「UFOを撃墜しろ!」
「市民達を安全な場所まで避難させるんだ!」
「もう時間がないぞ!」
「何とかするんだ!」 
 皆さらに必死になります、ですが。
 遂に十二時になりました、そうして残っているUFO達が光まさに攻撃を仕掛けるのかという時にです。
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