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Duel:11 日立郷(ヒタチサト)
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砲塔が、大型の砲塔に砲撃を行う。そこから生まれるのは。
「ッ!? バルディッシュ!!」
『Sonic Move.』
小型二門を用いて、大型の砲塔にそれぞれ高速に旋回。殴りつけるような動きになるも結局は当たらず、速度を持って回避された。
やはり、と。つい笑えてしまう。
現状の私の戦術では、一騎当千の速度を持った相手には及ばないか、と。
私という壁を抜いてくる相手ならば、手はいくつかある。だが……。
目的が食い違ってる以上、それは叶わない。でも、それでも、だ!
「行きます、アンサラー!!」
『Jawohl.』
両手に双剣を持って、フェイトさん目掛けて私が往く。フラガラッハの各砲塔はそれぞれが空にいるサトさんを護るための盾で迎撃装置として置いておく。
一端距離をとらなければ、私ではこれ以上護り切ることは出来ない。
「流! その人は、響を!!」
「分かっています。ですが、今あの人を追い込めば、死んでしまう! それではダメなんです!!」
おそらくフェイトさんならば、サトさんをむやみに攻撃はしないだろう。あの一撃も何方かと言えば、反撃に備えた攻撃ですし……。
ですが、今あの人を追い込んでしまえば何方も死んでしまうかもしれず。最悪な結果になってしまう。
それにしても……やはり早く、重く、強い。
ザンバー形態で取り回しもし辛いだろうに……それを高速で振るえる辺り、流石としか言いようがない。
お陰でこちらから攻めたというのに、結局は防戦になってしまう。
大剣を振るうのに、大きく引いたと時を狙おうにも……バルディッシュさんとの息の合ったコンビネーションのせいでそれも叶わない。
いや……そもそもそれがなくとも攻め手には成らないだろうなと。
だが、どうする?
響さんは墜ちた。サトさんは今自我を崩壊させるかどうかの瀬戸際。フェイトさんも、響さんを落とされた以上、黙っているとは思えない。
それ以前に、私ではサトさんを正気に戻す方法が分からない。やはり、震離さんを……いや、駄目だ。ほぼ満月である以上、暴走しかねないのに出すという択は最初から無い。
思い出せ、嘗てのサトさんの言葉を。たしかこの時……奏さんが来たと言っていたが。現状来ていない以上、頼れない。やはり、万事休すか……?
高速で思考しながら、フェイトさんの攻撃を凌ぎ、一端大きく距離を取ったその瞬間。
私とフェイトさんの間を白銀の閃光が天空より降り注いだ。
だが、不可解なのが眼の前を奔る閃光には攻撃力はなく、ただと模擬砲撃だということ。そして、何よりもコレを撃ったのは―――
「かな……で?」
フェイトさんが呟くと同時に、この場にいると言われ
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