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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:10 響
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ンガを見て、その周囲を見渡すが、捜し物は見つからなかったらしく。もう一度大きく息を吸って……。
「チンク姉ー! ディー姉! そっちに七居るー?」
……七? ちらりと大きなスバルとギンガに視線を向けると。二人して、不味いという顔をしてるけど。七って誰や?
ちらりと、視線を小さな私と王様に向けると……同じ様に目元に手を当ててる。
はて、そんな子おったかなーと。考えを巡らせる。スバル達が慌ててることから関係者って言うことは分かるけれど……。
えーっと。ちっこいギンガに、ナンバーズのチンクにディエチ、そして、ちっこいスバルと、双子のウェンディとノーヴェと、ちっこいピンクの……うん?
「駄目だー。姉の方には居ない!」
「こっちもー。そう言えば何時から居ないのさ、七って?」
「うーん。もしかするとお母さんの所に居るかも」
チンクとディエチ、小さなギンガが集まって相談してるなかで、他の皆もそれとなく辺りを見渡して探しているけれど、一向に見つかる気配は無くて……。
「んー……大人しい顔して色々するからね。何もなければいいけど……今はお母さんの元へ居ることを祈りましょ」
「「そうしよう」」
はーっと、中島家の年長組がため息を吐いてるのがちょっとおもろいけれど。あかんわー、七って子が居たのは何となく覚えてるけど、完全に覚えてへんわー……。
――sideサト――
「……ありがとー、気持ちよかった」
「……さいですか」
お風呂上がりの七緒の髪を拭きながら。ぼやっと考えてしまう。
今まで避けていた人物と接近した時、どういうわけか……胸が締め付けられるようなそんな錯覚を覚えた。
しかも、自然と……イライラしてしまってたらしく周りに気を使わせる始末。最悪にも程が有る……だけど。
―――……貰ったパンフレット見たら、サトのお部屋に個人用の浴室が有るって聞いて入ってみたかった。
と、そこから自分のサイズの浴衣を片手に七緒がやってきて、直ぐ様お風呂に入るために服を脱いでいったのは驚いた。
……まぁ、自分はまだ入らないし、と考えていたら。
―――サトも入ろう? また頭洗って欲しい、な?
と誘われ……というか、裸の子供にせがまれて、仕方なく一緒に入った。丁度良い気分転換になるんじゃないかと思ったし……。
「……ねぇ。何で、未来から来た人たちを嫌ってるの? あの時の目、怖かった、よ?」
ドキリ、と髪を拭く手が一瞬止まる。だけど、直ぐに手を動かして……。
「今朝眠れなくてね。八つ当たりしてしまった……情けないね。
俺
(
・
)
は」
しまった、と考えるよりも先に。背を向けていた七緒がこちらを向いて。何かを言うつもりなのかと
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