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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:10 響
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会話に偶に出てきてて、名前は知ってたけれど。会うのは今日が……今朝が初めてやってん」
きょとんとした顔から、二人ともあーっと納得したような顔に。
「ヒタチサト。流や震離と共に、ブレイブデュエルの開発陣の一人で、主に我等よりももっと前のテストプレイヤーだ」
「一応、八神堂の登録プレイヤーやよ。口数こそすごく少ないんやけど、前髪で隠れた目で表情が分かる人……なんやけど、何や今朝は機嫌が悪かったみたいでなー。すごくピリピリしてたんよね」
王様はため息混じりに、ちっこい私は苦笑い気味。それぞれの言葉から察するに無口クールの人やけど……。
「あ、あとはあんまりこういう場……というか、お風呂は中々一緒に入ってくれへんねー」
「夏のプールもあやつは来なかったなぁ」
「せやねぇ。せっかくええスタイルやのに、中々素肌を出す格好しないんよね。それこそメンズの格好してること多いし」
うーん。話だけ聞いてると、悪いんやけど……コミュ障に聞こえるんやけどなぁ。
「ふふ、大姉やんってば、何でそんな人に世話焼くんって顔してるわー」
「アハハ、心読まれてもうたわ」
軽く笑って見せるけど……さすがはちっこい私、表情に出したつもりは無かったんやけどなぁ。同じ人物ってことで読まれたかな?
「……ほっとけない、というのが我等の意見だ。流がインダストリー、震離がミッド、サトがベルカと、それぞれの元となったスタイルのテストをしていた時の……スタイルが確立される直前の映像を見た。
その時、仕事のように割り切り、機械的にプレイしていたのが印象に残ったな」
「こんなに楽しいものなのに、何であの人はあんなに動けるのに、あんなに楽しく無さそうにするのかーって私も考えたなぁ。流も震離も……気を使ってるのが分かるけれど、どう接していいの変わらへんって感じやったしね」
「だから……我等がここに越して来て、ロケテストが行われる時。それぞれサトに無理やり付き合ってもらった。特に小鴉の所からはお供……アインスが。T&Hからはちび姉が。我等の所からはレヴィがよく話しかけていたな」
懐かしそうに話してる所で、悪いんやけど……あかん。ぜんっぜんつながりが見えへん。
しかし……ほっとけない、か。
んー……あのツンケンというか、拒絶というか。距離の置き方を私はどっかで見たこと有るんやけどなぁ。何処やろ? ほんま思いつかへんわ。
「あ!?」
ビクリと驚いてしまった。露天大浴場にもかかわらず大きく響くその声の主は。小さい方のスバル。大きなスバルもわからないといった様子で、小さなスバルを眺めている。それ以外にも皆の視線を集めた小さなスバルは、何かを探すようにぐるっと周囲を見渡して。少し離れた場所の小さなギ
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