暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:09 海鳴温泉へ
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が出ることは良いんだけど、違う方向で人気が出てるのはどうなのかなーって。まぁ、私も流も偶に表というかブレイブデュエルに参加するけれど、人目に触れる機会少ないしなー。
 私の嫁も良いと思うんだけどなー。ただ、隠れファンというかが居るのは私知ってるし……何より、私が作ったしね! 

 さ、無事平穏に終わらせて私達も行こうかしらねー。


――sideはやて―― 

「……眼福やわぁ」

「そうなん?」

 フヘヘと、妹と一緒に温泉に浸かりながら露天大浴場の方に視線を向ける。ナカジマ大家族はダブルギンガの統制のお陰なんか、落ち着いとるし、ちっちゃいスバルとティアナについては、こっちのスバルがついて二人の頭を洗ってあげたりしとる。本当に妹が出来たみたいでえらい可愛がっとる。
 そして、見ててええなぁと思うんが。小さななのはちゃんとフェイトちゃん。すずかちゃんとアリサちゃんが洗いっこしてるのが、すごく懐かしいわーって。

 あれが将来ないすばでぃになるんはほんま凄いで……。

「邪魔するぞ。子鴉と……はやてさん」

「あ、姉やーん。いらっしゃーい」

 ざぷざぷと、違う浴槽から歩いてくるちっちゃ私のそっくりさん。ディアーチェこと王様の登場。どっかであったこと有るんやけど何処やろか? 間違いなく会ったら忘れることのないタイプやねんけどな。

「……というか姉やんさ。普通に名前呼んでたけどなんや変なもんでも食べたん?」

「違うわ馬鹿者。同じ小鴉であっても、今は目上に違いない。礼儀位知っておるわ」

 難儀と言うか、律儀と言うか……話には聞いてたけれど。全然似てへんわぁ。何よりも……。

「ええよ。私……やない。うちは全然気にせんよ。私も王様って呼ぶから。王様も好きに呼んでくれたら嬉しいわー」

「ム、ならば……大鴉?」

「鴉縛りは続行かーい」

 根っこはいい子っていうのがよく分かるわぁ。
 すると、コホンと咳払いをしてから。

「それにしても。この子鴉が……こんな落ち着いた人物になるとはわからんな」

 じとーとした目で私とちっこい私を行ったり来たりするなかで、私達は笑ってまう。

「いやいや。大姉やんって、案外そうでもないで?」

「せやねー。私の世界……やなくて、未来とは違って皆ちっこいから、色々堪能してるで?」

「前言撤回。鴉は鴉だった。我の気のせいだった」

 はぁーっと疲れたようにため息を吐く中で、キリッとした目で。

「はや……大鴉に質問なのだが。今の小鴉が負けたというのは本当か?」

「……?」

 な、何のことや? 思わず、隣に視線をやると、参ったなーという顔をしとるけれど。勝負事なんてまだしてへん筈やし。何のことやろ?

「せやぁ。物理
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