暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:09 海鳴温泉へ
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目から鱗がと言わんばかりに目を見開いてるのが可笑しくて、つい笑ってしまう。

「あとは、響がはなを見る時の目が姉としてではなくて……」

 途中で止まったと同時に、不思議そうに首を傾げている。
 きっと、響のはなを見る目を伝えると、また変な誤解をさせてしまうと思い止めました。

 だから。

「いえ。何でもないですよ。さ、沢山お話をしたことですしきっとキリエ達が上がる頃です。私達も用意しましょうか?」

「はい、アミタ様」

 きっと私だけだと分かってるから、笑顔でこう言ってるんでしょうとそう理解して、私も嬉しくなりました。
 だからこそ!
 
「今度こそ。お姉ちゃんの威信に掛けて姉っぽい所をお見せします!」

「楽しみにしております!」

 二人で、イエイと小さくハイタッチを交わしました。

 ……響とはなの関係は、なんというか親子に近い物を感じたというのは私の胸に閉まっておきましょうか。

 私とはなの二人でお風呂の用意をしていると。ガラリと、脱衣所の扉が開いて……。

「あらお姉ちゃんグッドタイミング。OGTよん」

「えぇ、グットタイミング……ってあら」

 お風呂上がりの動きやすい格好のキリエを迎えつつ、その後ろには。長い黒髪を大きな三つ編みにした。

「キリエとっても頑張ったわ! KTGよ!」

「K・T・G! ナイスです!」

 イエイと大きくハイタッチをする側で、響の目が何処か遠くを見ているのが印象的でした。


 ――――――



――sideはやて――

 昨晩は。マイシスターと共に、ヴィータを寝かしつけるのが大変で。お陰で……。

「申し訳ないです主殿」

「ごめんなぁ大姉やん?」

「ええよ。コレはコレでえらい……良いもんやし」

 アインスと妹が申し訳なさそうにしている中で、すやすやと眠るヴィータを背にしてる。
 それにしても……元の世界のヴィータと違って、僅かばかり重い(・・)
 女の子相手に使う言葉やないというのは分かっとる。だけど、私の場合……私の騎士達にとっては、ずっと憧れてるはずのものや。
 分かってたことやけど、この世界のヴィータは日に日に、年相応に成長してるんやって。

 それがなんや、嬉しいような。羨ましいような、ちょっと複雑な気分やってことやね。

 ただ、複雑な気分の……5割をとある感情が支配してるんよね。ちなみに、今この場には八神家から、私とちっこい私に、寝過ごしながらも居るヴィータとアインス。
 ナカジマ家からはクイントさんを含めたフルメンバーで参戦。テスタロッサ家からはリンディさんとエイミィさん、クロノを除いたフェイトちゃんらが参加。ただ、大きなフェイトちゃんとプレシアさんは、ちょ
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