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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:09 海鳴温泉へ
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的に私の上位互換やで。同じ私が作ったとは思えへんほど、料理の味が違ってん」

「あーそういう事なんや」

 そう言えば、昨日もその前も味付け関係で軽く雑談してたわーって。今更ながら思い出したけれど……もしかして。

「……あかん。わた……うちってば、余計なことしてた?」

「え、いやいや全然や。むしろ参考になっとるし、私としてはありがたいで。
 ただ姉やん? 私はこういったはずやで。大姉やん、私よりも料理美味しいでって」

「うぅむ。小鴉の料理の腕は我も認めるところだったが、まさかその上が居るとは」

 難しそうな顔をする王様と、ケラケラ笑うちっちゃい私を見てるとほんま双子みたいで面白いわーって。なのはちゃんと、フェイトちゃんのそっくりさんも面白いんやけどなぁ。

「3泊4日のこの旅行が終われば、共に料理をさせて欲しい。宜しいか?」

「かまへんよー」

「ちょうどええし、王様もうち泊まればええやん?」

「馬鹿者。旅行の直後では流石に我らもしんどいわ。それに一日充電期間を置かねば、日常生活にも支障が出るであろう……っと、小鴉はニートだったな」

「なんでやねん! ニートちゃうよー? ぷりてぃーな、古書店店主やよー?」

 わいわいとする二人を見てると、ほんま和むわぁ。私にも騎士の皆以外の家族が……妹がおったらこんな感じやったんかなって。

 ……にしても。二日酔いというフェイトちゃんと、プレシアさんはグロッキーのままで、奏とリニスさんが面倒見てるはず。そして、この場にはスバルもギンガもはなも居るけど……。
 
 響は何処行った?

 流石に男湯に行ったとは考えにく……いや、ワンチャンあり得るとしても。サトさんもおらへんし、もしかして知らん内に仲良くなって二人でどっか行ったんかな?

 まぁ、あんまりにも見えへんかったらとっ捕まえて私がお風呂入れたろーっと。


――side奏――

「うぅぅ、奏ぇ……私響と同室が良かったぁ……」

「一応ワンチャンスは皆にありますから。独り占めはその時にでもしてくださいよ」

 二日酔いに苦しみながら、涙声のような情けない声で悲しみに暮れている。
 一応部屋割りとしては、チームT&Hと私。ダークマテリアルズとはな。ナカジマ家年長組とギンガとクイントさん。年少組とスバルと小さなティアナ。八神堂にははやてさんに、二人部屋にプレシアさんとリニスさん。一人部屋にサトさんが。そして、3人部屋に先輩が単騎という悲しい結果に。

 別に先輩に意地悪した結果ではない。この部屋には流と震離の後から合流する組が来ることと、サトさんは本来予定されてた部屋に入れなくて、一人部屋になっちゃったていう悲しい結果に。
 で、各部屋もそれなりに大きいんだけど、結構
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