第2話 神様特製装備!やりすぎ?なにそれおいしいの?
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神様の対応が冷たいわね。・・・ん、ありがと」
神様が手をかざすと一瞬目のあたりが熱くなる。恐らく変化したのだろう。
「魔力を集中させれば発動じゃ。発動中は眼の色が深紅に染まるぞ」
「わかったわ。・・・さて、そろそろ行こうかしら」
「そうか・・・持ち物や装備はどうする?」
神様の言葉にふと考える。
今は部屋に入るときと同じくウェットスーツに無銘の日本刀
「う〜ん、神様に任せるわ。どんなものが来るか楽しめるし。向こうで目覚めたら持っている状態にしてちょうだい」
「なんでもいいが1番困るんじゃがの〜。まぁよいわ、任せておけ。ほれ」
神様が手をかざすと机の横に大きな光球が現れる。
「それがお主の行く世界じゃ。触れれば入る事が出来る。時代は1400年、原作登場人物の1人、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの住んでいた城の近く、状況は彼女が吸血鬼の真祖にされてから1週間というところじゃな」
神様の説明を聞き納得すると立ち上がる。
「それじゃぁ、行ってくるわ」
「ああ、達者での」
短い会話を終わらせると、最後に神様に頷き、光球に触れる。
視界が光で満たされる。
さぁ、それじゃぁ私の新たな物語をはじめましょうか。
「・・・・・・・・・・」
目を覚ますと目の前には綺麗な小川が流れ、向こう側と自分の後ろには森が広がる。
そんな森の脇の草っぱらの上で目を覚ました。
気を巡らし周囲を確認。
付近に獣や人の気配はしない・・・とりあえず安心ね。
それじゃぁさっそく装備の確認をしようかと立ち上がり、視線を自分に向ける。
まず履いているのは膝下ぐらいのロングブーツ。
きつ過ぎず緩すぎず、しっかりとした作りのオーダーメイドかと思えるくらいのぴったりサイズ。
ヒールは無いぺたんとしたタイプ。まぁ、これからしばらくは歩きが基本なのだからこれでいい。
上にブラウス、下にショートパンツは原作通り。違うのはベルトをしていたこと。
ただショートパンツが思ったより短くて、お尻が少し出るかどうかのホットパンツレベルなのはどうなのか。
まぁ、分類上どちらもショートパンツなんだとか細かい話は置いといて。
それに実際の所、きわどい短さのホットパンツから延びる引き締まった脚は我ながらカッコいいと思う。
・・・やっぱりナルシストの気が、ゲフンゲフン
次に地面に置いてあるローブ。
まぁローブといっても、袖あり、前開き、フード付き、腰丈の・・・むしろパーカー?と思わないでもない。
でもローブ。ローブと言ったらローブ。なぜなら魔法使いの正装はローブと決まって
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