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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:08 旅行の用意と、早い流れ
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が変るかわからないので、コレ以上の詮索は無しで」

「そっかぁ、残念!」

 がっくりと机に突っ伏せるのに合わせて、お店の奥の士郎さんも肩を落としたのが見えて。ちょっとだけ申し訳なくなる。
 
「でも、ま。旅行が終わってもまだ居る予定……だよね?」

「えぇ、まぁ。まだ安全に帰る手段を構築中なので」

「なら……まだ猶予があるなら、うちに遊びに来ることも可能なわけだよねぇ?」

 ……あー、そう来たかー。なんというか響さんってば、知らない所でしっかり惹き付けてるなぁって。

「というか、母さんが連れてきてねーってなのはにお願いしてたから」

「あっ」

 そこで全てを察しました。 


――side奏――

「……何でもいいので、黒くてあんまりヒラヒラしてないのが……」

「ダメ」「白がいいよね」「私としてはこちらの色が似合うんじゃないですかね?」「ダメよ。黒い髪、白い肌なら、素材を生かさないと」

「可能なら、ズボン系が……」

「「「「ダメ」」」」

 ……うわぁ響が項垂れてる。あっちはあっちで大変だねー。

「スバルのサイズなら、こういうのはどう?」

「えー、でも私ヒラヒラしてても干渉しないのがいいなー」

 こっちではスバルと、クイントさんが洋服を選んで大いに盛り上がってる。クイントさん的にはギンガの服も選びたいんだろうけど、生憎今手が離せそうにないし。

 更に視線をずらせば。

「妹や。固めの格好の中のチラリズムは中々ええで」

「いやいや姉やん。無自覚の色気のがこの場合はええと思う」

「……主達その、お手柔らかに」

「「アインスはちょっと黙ってて」」

「……うぅ、はい」

「どんまいアインス」

 八神家でアインスさんに着せる服を吟味してるし……はやてさんってば、自分の服は、ちっさいはやてと共にサクッと決めて、アインスさんや、ヴィータさんに着せる服を一生懸命選んでるし。

 他の小学生組も楽しく選んでるのはいいこと何だけど……一番響の周りというかが凄いんだよなぁ。
 フェイトさんと、ギンガ。そして、プレシアさんとリニスさんが楽しそうに選んでるのがまたすごい。

 本音を言うと私も参加したかったけど―――

「奏さーん。この服とかってどうですか?」

「うーん。私にはキラキラし過ぎかなー」

「そしたら、コレなんて動きやすいわよ!」

「コレは……派手すぎるかなぁ」

 小さなすずかや、アリサから進められる服を見ながら、私も服を選んでる。こうやってゆっくり洋服を選ぶのも楽しいなーって。

 本来ならあの子のサポートに回ったほうがいいのかもしれないけど―――

「ここはお姉さん達にまっかせなさーい。
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